第4回「模擬空戦」
2004/01/09

アリス 「……皆さん、あけましておめでとうございます」
秋元 「今年もどうぞよろしくお願いします」
アリス 「……ところで話は変わりますが、今日は躑躅がドック入りです。……マスター、何処かへ……その……」
リエナ 「それは置いといて、フランカー@アキモトの自己満足企画第4回が始まっちゃうよ♪」
「自己満足とは失敬な! でも多分合ってるぞ!(ぉ」
もみじ 「それより、何処から入ってきたんですの?(ゴゴゴゴゴ……」
秋元 管理人の権限を利用して──げふっ
もみじ 「条約違反ですわ〜(メゴッ」
アリス 「……マスター……連れていって……その……」
秋元 「げほっ、げほっ……。これが終わったらな。さて、今回は新入りが居るのだよ」
ガーベラ 「ほう。また増えるのか」
レオナ 「今度はどんな方なんですかぁ〜?」
ルナ 「私とカタリーナは面識があります」
カタリーナ 「同じ船だしね」
ツアギ 「……さっさと哨戒しなさい……」
ジェラ 「ツアギさん、字が違うであります」
エイリ 「どんな娘か楽しみですわ」
フェメナ 「仲間が増えるのは嬉しいけど……増えすぎってくらいね」
ミオ 「にぎやかでいいにゃ♪」
秋元 「さて、静かに。……紹介しよう! 怜です!」
怜 「始めまして、怜と申します。機体はSu-37jk フランカー・ゼロ “ブラック・レイ” マスターは栗原大尉」
ルナ 「栗原大尉はクーデター軍に居ます」
カタリーナ 「その辺は小説で」
もみじ 「さてと、紹介も終わりましたし……」
秋元 「!(殺気!?」
もみじ 「この辺でご退場ですわ(はあと」
秋元 「や、やっぱり? ──ぐはっ
ミオ 「ホームラーン、よく飛ぶにゃあ」
怜 テンション高いわね。いつもこの調子なの?」
ルナ 「そうです」
カタリーナ 「さっさと慣れる事ね、怜姉」
ツアギ 「……この辺で今回のネタ……」
ガーベラ 「うむ。今回は……」
アリス 「……模擬空戦です」
レオナ 「ええぇ〜?」
もみじ 「無理ですわ」
ツアギ 「……やってられない……」
ガーベラ 「わらわが電子戦機と知ってのろうぜきか?」
フェメナ 「Jesus! 私は武装ついてないわこのFackin' jap!」
リエナ 「圧倒的に不利ジャン」
もみじ 「これはどう見ても、陰謀ですわ」
レオナ 「レオナは棄権しますぅ〜」
フェメナ 「私は武装がないわよ」
ガーベラ 「わらわは機動力で劣りすぎるのう」
ツアギ 「……試作機に何をさせる気?……」
もみじ 「わたくしは論外ですわ」
リエナ 「一応……戦闘偵察機だけど」
怜 「じゃあ、アリスちゃん、リエナちゃん、ルナ、カタリーナ、エイリ、ミオちゃん、ジェラちゃん、私で決定ね」
ジェラ 「ロシアに傾いているであります」
アリス 「……しかし、私達Su-37jkはウイング&フォース生産のライセンス生産型ですよ? ……しかも大改造が施されたまったくの新鋭機」
ツアギ 「…………元の設計はスホーイOKBさ……ロシア機には変わりないだろう……」
エイリ 「いいからさっさとかかってきなさいですわ。全員、ぶち落としてさしあげますことよ!」
リエナ 「そんじゃ、遠慮なく♪」
エイリ 「おほほほ……アムラームで終了ですわ。って、レーダーが!? なんですの、このノイズは!? ガーベラ!?」
ガーベラ 「わらわは電子妨害してないぞえ」
ツアギ 「じゃ一体なんですの?」
ルナ 「ああ、それはレーダー感度が20%を下回っているからです。この場合、アクティヴ・レーダー・ホーミング中距離AAMは使えませんね
リエナ 「ってな訳で、フォックス・ツー♪(R-27jk発射」
ツアギ 「聞いてないですわ〜! レーダー感度ってなんなの〜!?」
もみじ 「はい、一機撃墜……と。もちろん仮想空間内でですわ」
ジェラ 「わわわっ──現実グループには厳しいでありますね……」
ミオ 「ずるいにゃ! きたないにゃ! フェニックスが使えないにゃ!」
フェメナ 「It can't be helped. 対抗手段がないからね」
ツアギ 「…………性能が違いすぎ……」
カタリーナ 「は〜いごめんね。私達システム機はレーダーに頼らなくても敵を発見できるのよ〜」
ガーベラ 「ノーコメントじゃ」
レオナ 「2004年と2053年じゃ違いすぎますからねぇ〜。レーダー感度に対応するにはまずは、RSODが必要ですぅ〜」
アリス 「……でも、古い物も混ざっているよ? 2053年は。……とりあえず、現実グループの方々は全員、KILL判定です」
リエナ 「なははは……残りはあたし、Su-37jkRとSu-37jkが4機だネ。勝ち目無いジャン
怜 「そんなことないわリエナちゃん。性能的には複座型のSu-37jkTと変わらないんだから、なんとかなるかも」
アリス 「……残念ながら勝負は非情です。…………早く終わらせて、お出かけです。……フォックス・スリー」
リエナ 「ひょえ〜、アリスが本気出してるよ〜。勘弁、勘弁だよ〜」
もみじ 「リエナ脱落……と。アリスを相手にするには、幾ら偵殺機でも無理ですわね」
ガーベラ 「もみじ殿は何をしておるのかのう?」
もみじ 「模擬空戦の為の仮想空間構成ですわ。2053年の模擬空戦は仮想空間内でミサイルの機動や砲弾の弾道をシュミレートして、実戦に近い模擬戦を電子的に行うのですわ。これをAEJS(エア・エレクトロ・ジャッジ・システム)と言いますの。詳しくは外洋機動艦隊用語集にて」
ガーベラ 「そうではなくて……そのスコアじゃ」
レオナ 「ああ、あれは戦闘記録ですぅ〜。もみじお姉さまはその辺が細かいですからねぇ〜」
アリス 「……カタリーナさん、覚悟」
カタリーナ 「げげぇ! トラウマがぁ……」
ツアギ 「…………それにしても強いわね……」
もみじ 「アリスは誰よりもマスターに対して忠実ですわ。それゆえに心の繋がりも深くなり……」
アリス 「……怜さん、ごめんなさい。……フォックス・スリー」
怜 「ああ……私もマスターが側に居たらなあ」
もみじ 「絆が深くなればなる程直接能力に影響し……」
ルナ 「私だって、負けません」
アリス 「……あきらめてください」
もみじ 「心は力とは、秋元さんの弁であり……」
ルナ 「このあいだ負けたのは、私が覚醒していなかったからです。今は完璧だから、負けない
アリス 「……残念。……目覚めてからの時間は私の方が上」
もみじ 「お互いを信頼し、求める事によりMLシステムは……」
ガーベラ 「ねばるのう……二人とも」
カタリーナ 「ルナは結構負けず嫌いなのよ。そう簡単に負けないわ。それに、雛菊隊のエース機だもの、負けてもらっちゃ困るわ
ジェラ 「あ! アリス少尉殿が後ろを取りました!」
リエナ 「アリスはアリスで頑固なところがあるしネ。まっ、アッキーがマスターだから仕方ないネ
レオナ 「似てくるんですかぁ?」
怜 「そうらしいわ」
もみじ 「マスターである被験者の精神エネルギー、残留思念を素とし……」
フェメナ 「Boredom. まだなの?」
エイリ 「ルナも負けてないですわ。わたくしにもその、RSODとやらがついていれば……ああ、そう言えば2053年もラプターは健在ですわね。F-22FGとして」
ツアギ 「……値段の関係で、まえに生産されたF/A-22Aを改造した虎の子だけどね……」
怜 「眠くなってきたわ」
ツアギ 「……ふっ……」
アリス 「……私のほうが、想いが上です」
ルナ 「度重なる困難を乗り越えてきたのですよ? 負けませんっ」
ミオ 「ふぁ〜……ねむいにゃぁ……ぐー……ぐー……」
ツアギ 「……いい加減に……」
もみじ 「怜さんの場合は、完全体でない為──?」
ツアギ 「……いい加減に、終わらせなさい! ……しばくわよ!」
ジェラ 「ツアギさんの言葉に[!]マークが……これは本気ですよ。怒らせないほうがいいであります。ツアギさんはなんてったって大佐殿であります」
ツアギ 「………………Можно?」
アリス 「…………はい(尻尾の震えが止まらない」
ルナ 「ごめんなさい」
ガーベラ 「ふむ、一喝で止めたのう……すごいのじゃ」
エイリ 「さすがPrototype crane」
ツアギ 「……Прототип журавлик. ……ロシア語ではね……」
ミオ 「ぐー……ぐー……ぐー……」
カタリーナ 「って言うかよく寝てるわね」
フェメナ 「プロトタイプって事は……ジェラ達の母親?」
ジェラ 「なんと!? そうでありましたかっ!」
アリス 「・・・・お母さん」
ルナ 「母さん」
ツアギ 「……違う……」
もみじ 「じゃあ、祖母?」
ジェラ 「お婆様でありますか!」
アリス 「……おばあちゃん」
ルナ 「お婆さん」
ツアギ 「……しばくわよ……」
リエナ 「じゃあ、何だろネ?」
レオナ 「そおですねぇ〜」
ミオ 「くー……くー……にゃはは、もう食べられないにゃあ……くー……くー……」
カタリーナ 「そうね〜」
ツアギ 「……血縁関係など……ない……それ以前の問題だろう……」
ジェラ 「分かりました! 祖先であります! 間違いないであります!」
アリス 「……ご先祖様」
ルナ 「ご先祖様!」
ツアギ 「……違うって……」
もみじ 「では、さようなら(そそくさっ」
怜 「それは賢明な判断ね。危なそうだから、私も逃げさせてもらうわ」
ツアギ 「……言ってるでしょー!(ジャキッ」
エイリ 「ああ……これは!?」
リエナ 「すごっ」
フェメナ Fantastic! 溢れんばかりの、ロシアンパワー……! ぞくぞくするわ
アリス 「……マスターと、お出かけ」
ガーベラ 「ロシア戦闘機は神出鬼没! 殺られる前に、さっさと逃げるのじゃ〜」
通信妨害中 ザザ……ザザ……ザー……ほらほら、逃がさない! ……ザー……ザ……マスター……今行きます……ザーザザ……クー……クー……にゃあ〜、今日はマグロにゃ〜……くー……くー……ザー……ザー────


秋元 「アリスはほんと、いい子です(←主人バカ」



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