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「……皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは」 |
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「う〜ん……なんかめんどいネ。朝昼晩の挨拶をまとめたナイスなものはないのカナ?」 |
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「ごきげんよう」 |
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「エイリさんの口調的には合ってますけど、ほかの航空ガールが言ったらマ○ア様が○てるに──」 |
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「はいは〜い、そこまでですぅ〜」 |
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「もごもご……(手で口を押さえられてる」 |
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「ジェラ・エンゲージ!」 |
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「……交戦してどうする……」 |
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「まあなんでもいいんじゃない? どうせ秋元中尉の自己満足なんだし」 |
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「ここは航空ガールの雑談部屋、アバウトな空間です」 |
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「そういう事ね。細かい事なんて気にしてても、どうせ秋元はなんとも思っちゃいないわ。考えるだけ無駄」 |
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「結局は考えるのが面倒くさいだけじゃな」 |
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「世の中そうやって廻ってるの。理不尽な事、意味不明な事、理解しがたい事、信じたくない事、嘘であって欲しい事……エトセトラ」 |
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「なんだかにゃぁ……ネガティヴな事柄ばっかだにぇ」 |
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「ん。議論終了した所で第6回の始まりだ」 |
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「……はい、マスター」 |
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「今回は何かの?」 |
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「ふっふっふっ、今回は頭脳戦だ」 |
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「なんですの? それ」 |
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「…………たぶん……そのまんまだろうね……」 |
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「前回、前々回と戦闘機が有利なものばかりだったと、ブーイングが航空ガールから出たので、今回は頭脳戦にした」 |
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「って事はぁ……電子戦ですかぁ?」 |
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「できなくもないけどにゃぁ……」 |
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「……そんな高等な技術がついていると思っているのか? ……試作機だぞ……」 |
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「Fackin' jap! 試作機にそれを求めないでよ」 |
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「できるよ♪ なんてったってあたしは、敵陣地奥深くまで強行偵察する戦闘偵察機。戦闘もできるし、ECMポッドをつければ機体内臓のECM装置と併用して、ある程度の電子戦も可能だよ♪」 |
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「電波索敵も電子戦に含まれますわ」 |
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「ふふふ……やっとわらわが活躍できるのじゃな、待ちわびたぞ! この勝負、電子戦機娘・ガーベラが貰い受けるぞえ。なんと言ってもわらわは電子戦機じゃからな。負ける要素など微塵もないぞえ」 |
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「電波娘の間違えジャン?」 |
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「なにを言うか、このお調子偵殺娘が」 |
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「全部事実だからなんとも思わないよ♪」 |
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「多少のECMは可能ですが、それは自己防衛程度止まり。Su-37jkEには勝てないです」 |
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「しっかしまた極端な……。さすが中尉ね、やる事が違うわ。いろんな意味でね」 |
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「誉め言葉として受け取っておこう! さあ、これが今回の競技種目だ!」 |
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「……なんですの? これは……?」 |
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「テスト用紙?」 |
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「げげぇ……これってもしかして──」 |
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「……その頭脳戦ですか」 |
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「はぁ……成る程」 |
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「そんじゃ、頑張れな! じゃ!」 |
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「突っ込まれる前に逃げましたわね……」 |
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「と、とりあえずやってみるにゃ」 |
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「……しかたないわね…………秋元のフランカー・スキー振りに免じて……やってやるさ……」 |
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「最高の誉め言葉だ!!」 |
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「……問12、戦略と戦術の違いを述べよ。……戦略は戦争全体に影響する事柄……戦術は一つの戦闘に影響する事柄」 |
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「問2、偵察とはぁ? 簡単♪ 簡単♪、探って殺るだネ♪(違っ」 |
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「問21、コンビーフの“コン”は何か?。……知らないわそんな事。大体なんでコンビーフ?」 |
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「問23、猫パンチをしなさいぃ〜? 猫パンチぃ〜?」 |
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「……問なのか? これは……」 |
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「魚の名前を漢字で答えよ? え〜と……鯖に、鰹に、鯛に、鰯に、鰊に……」 |
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「問38、宇宙の果ては何がある? ……そんな事知りません」
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「問34、YF-22とYF-23、どっちがいいですか? ……It is foolish! YF-23に決まってるでしょ、私を誰だと思ってるのかしら」 |
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「問34の答えは……YF-22、と。まあ当然ですわね、灰色幽霊みたいなキワモノ戦闘機なんかに負けませんことよ」 |
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「何ですってぇ……聞こえたわよ? カクカクひし形戦闘機のくせに。私のほうがいいってCoolなNice guyも沢山居るの知ってた?」 |
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「どっちもカッコイイだろうがよって聞いてないなコイツら」 |
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「お〜ほっほっほっほ、なんならここで決着をつけてもいいんですのよ? もっとも、今なら接近戦になるわねぇ? 勝ち目あるのかしら……機動力で劣る貴女に?」 |
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「Shit! ステルス性で劣る貴女は、本当なら私の踏み台になる筈だったのよ!」 |
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「ああなったら放っておくのがいいであります。ええと、問39……トビリシの就役時の名は? 簡単であります、“アドミラル・クズネツォフ”であります。正確にはアドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ。海上試験中はトビリシでしたが、就役直前に改名しているであります。問40、トビリシを持ってきなさい……無理です」 |
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「なになに……JE-1の重量増の原因は? ……喧嘩売ってますわね」 |
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「鰻に、鮒に、鮎に、鯉に……」 |
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「問46、キーロフを持ってきなさいとな。むむ……キーロフは無理じゃのう。ちとデカすぎる」 |
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「なんかどんどんむちゃくちゃになってきてるわ。て言うか、中尉の趣味じゃん」 |
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「……問55……原潜タイフーンをゲットしてきなさい。……まず、タイフーンを拿捕するには、その2基ある推進器を短魚雷で破壊するか、若しくは……」 |
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「途中から面倒くさくなったんじゃろうな」 |
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「鯨に、鯔に……ああ、おなかへったにゃあっ」 |
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「…………予想はしてたけどね……」 |
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「トビリシは持ってこれません。ああ……自分はどうしたらよいのでしょうか? でも命令は命令でありますし……」 |
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「さ〜て時間だ、答案用紙回収! アリス、よろ」 |
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「……はい、マスター」 |
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「っていつの間に沸いてきたんですの……。とても不親切で唐突な出現ですわね。突っ込まないアリスもアリスですわ」 |
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「人をラグナのモンスターみたいに言うな。まあ、しいて言うなら時間沸きモンスだな(ぉ」 |
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「……回収、完了しました」 |
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「よ〜しよし、ありがとうアリス。さて、ちょっとまっててな」 |
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「どう考えても無理じゃろうて、あの問題。途中から願望になっていたしのう」 |
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「猫パンチってなんですかぁ〜?」 |
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「おなかへったにゃ……」 |
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「何やってるの? アリスちゃん」 |
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「……タイフーンの拿捕は無理ですが、せめて、タイフーンに関する資料を集めようとしています」 |
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「2軸推進の原子力潜水艦だネ。資料によって水面下の船体が曖昧なんだよネ〜。ていうか稼動してるかどうかも不明ジャン」 *2004年当時 |
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「あら、戻ってきましたわ」 |
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「全問正解は絶対ないわね」 |
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「アテイション!(注目) 発表しま〜す。まずは13位中、12位から。12位は、リエナっ」 |
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「ええ〜、なんで? 納得いかないよ〜」 |
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「リエナの回答は微妙にずれてる。さて次、11位は……ジェラっ」 |
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「がーん……やはりどうやってトビリシを運ぼうか考えすぎて時間切れになったのが原因でありますか……」 |
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「ええい、めんどい! 10位から5位まで! レオナ、ツアギ、エイリ、フェメナ、カタリーナ、ガーベラの順だ」 |
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「わ、わたくしがフェメナに負けるなんて……」 |
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「ふふふ……当然ね」 |
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「…………ッチ…………」 |
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「訳分かんないですぅ〜」 |
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「真面目にやるのもおかしくなったのよ」 |
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「まあ、電子戦機を甘く見るなという事じゃ」 |
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「さて、4位から2位まで。もみじ、ルナ、怜だ」 |
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「かなり電波な内容だったわよ」 |
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「途中で訳が分からなくなりましたわ」 |
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「マスターの言う通り、秋元中尉は謎な人ですね」 |
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「さて残りは……1位と13位だが」 |
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「……私とミオさんしか居ません」 |
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「にゃあ? どっちがビリにゃ?」 |
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「ごほんっ、では1位を発表します! …………1位は、アリスです!!」 |
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「……あ……私ですか」 |
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「にゃ〜、ミオがビリかにゃ!?」 |
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「……ミオ、ずっと魚の名前書いてただろう? …………だからさ……」 |
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「だって、魚の名前を漢字でって──」 |
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「良く見てよミオ、最後に[(5匹)]って書いてあるでしょ」 |
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「にゃにゅあ! だまされたにゃ! 今日はやけ食いにゃ!」 |
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「ふむ、アリスは全問何かしらの答えを出してるな。無茶なのもそれなりの解答が書いてある、えらいぞ(なでなで←アリスの頭をなでてる)」 |
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「……ありがとうございます、マスター」 |
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「まったく、みんなもアリスを見習って……」 |
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「むかっ。そんなこと言うと……偵察するよ。しかも寝てる時に」 |
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「絨毯爆撃の標的になりたいんですかぁ? わくわくしてますよぉ、精密爆撃なんて面倒な事はしないであげる。……大丈夫よぉ、痛くしないからぁ」 |
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「いろいろ妨害するぞえ? そうじゃな、例えば精神的に追い込むとか」 |
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「ああ、言い忘れてましたけど……わたくしの解答用紙の一番下、よ〜く見てくださいまし」 |
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「んん? ……[覚悟はよろしいですこと?]──やばっ」 |
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「JE-1が重くなったのはわたくしのせいではありませんけど、JE-1はわたくし同然……体重が重いなどと言われて黙ってる程わたくし、や・さ・し・く・ないですわよ」 |
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「ア、アリス! 逃げるぞ!」 |
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「……はい、機体と同化します」 |
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キィィィィィィィン
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「逃げましたわ」 |
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「あらあら、いいコンビネーションね。さすがアリスちゃんだわ」 |
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「もみじも同化したけど、追いつけるの?」 |
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「JE-1の最高速度では追いつけないね。ノーマルのSu-37jkは高高度で最大マッハ2.9、対してJE-1は最大機速820キロのターボプロップ機。勝ち目なしです」 |
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「う〜、くやしいですわっ。追いつけませんもの、この借りはいつか返しますことよ〜! アリスもアリスですわ、秋元さんの手助けなどと……」 |
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「まあ、アリスはそういう性格だからネ。あたし達のほうが優先順位が低いんだよ」 |
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「マスターである秋元殿の言葉が、全てにおいて優先されるのじゃな……難儀よのう。では、この辺で失礼するぞえ」 |
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ザザ……ザザ……ザ……ザ……ちょっと阿呆すぎたか? 問題。……ザザ……ザ……ザ…………さあ、どうでしょう? ……ザザザー──── |
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「アドミラル・クズネツォフ……いい艦だなぁ(悦」 |
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