第14回「何処も似たような事やってんだよナァ」
2008/10/21

「うずうず、うずうず……」
「…………」
「うずうずうずうずうず!!!」
「…………!」
「あー! 爆撃機を見ていると、どうしても撃墜したくなるよね! これってやっぱり宿命なのかな?」
「だって僕達、そーゆう目的で開発されたんだもんね」
「どうでもいいけど、後ろに立ったら引っ叩くよ
「いいじゃん、たまには撃墜されてよ
「やーよ、ベアにでもやってなさいっての。そもそも追いつけるの? マッハ2級の超音速爆撃機だよ」
「え? 待っててくれるんじゃないの?」
「だーから、写真撮影とかそーいうのはベアとやってね!(ヒュッ」
「バシッ)──痛い!」
「シンディおねぇちゃん! ……ぼ、僕もぶつ?」
「あんたはすぐ泣くから、ぶたないであげる。あとで面倒じゃん
「……あー、それは賢明な判断だよぅ。コレット泣かすと、大変だから」
「僕だって泣きたくて泣いてるんじゃないよ」
「子供はすぐ泣くもんだから、仕方ない仕方ない。ほんっとすぐ泣くよね……このあいだも『激安・爆弾マーケット』で泣きまくってた子供がね──」
「いや『激安・爆弾マーケット』って……そんなやばいもんある訳ないじゃない」
「ふっふっふっ〜ん、ロシアよロシア! ありそうで怖いところがまたロシアっぽいと思わない?」
「裏社会って感じだね。中東辺りの人が沢山居そう」
「この死の商人!」
「フランスにはかなわないよっ」
「そうそう、節操なく何処にでも兵器売っちゃって、ほんと死の商人ですよ」
「っていきなり湧かないでよ。フランスの陰口叩くと、ほんと嬉しそうに出てくるよね」
虫みたいに言うなです! それにフランスは陰口を叩かれても、仕方の無い存在なのですよ」
「イギリスって人の事言えたっけ?」
「植民地化度数は最強だよね」
「そ、それを言ったらアメリカだって『特攻野郎・Aチーム』じゃないですか。すぐに横槍入れて1人勝ち狙いですよ。ロシアだって国自体が粛清マシーンですよ!」
「あ〜あ、知らないんだ。消されちゃうかもよ、トイレに隠れてても消されちゃうかもよ
「でも、海賊排除をいつもの調子でやってくれると、最高なんだけどなぁ」
「多分すごい事になると思うよ」
「文字通り、たとえトイレに隠れてても息の根を止められちゃうよ、きっと」
「やりかねないですね……事実上、政権はそのままのようなものですから」
「いつまで続くかは知らないけどね」

シンディ(F-86D)
コレットを抱き枕にする、生粋のロリコン。
コレット(2.75in.FFAR)
割と臆病なネズミっ子。だが自爆は断固拒否。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
リズ(TYPHOON F.2)
マリエルを「抜け駆け・裏切りの罪」で敵視。口は結構悪い。





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