第35回「時々、何を書こうとしてたのかなんかブバンッと忘れる」
2008/11/11

「うふふふ、うふ、なんかロシアの原潜がトラブルを起こしたらしイね。日本海で死亡事故、放射能漏れはないらしいけど、やっちゃった感じヨ」
「(こいつの情報網はすげぇ遅いな)」
「いつもいつもウチを馬鹿にして、いい気味ヨ」
「いや、昔からやってただろ。こういう事故はさ。ソ連崩壊でメンテもろくに受けてないようだからな、物によっちゃ」
「何言ってんのヨ、これで日本も大激怒ヨ。いい気味だヨ」
「おめぇ自分とこの経験を振り返ってみろって、日本が大激怒とか、戦後はねーだろ。なんで怒らないのか不思議だけど、それを通り越して不気味な時もあるな」
「シ、シラナイアルヨ」
「今回も例の如く、殆どスルーじゃねぇか。どうかしてるぜ」
マゾなのヨ、マゾ。だから朝鮮民族(中国人は普通にこう言う)がしゃぶりつくそうとするのヨ」
「おめーんとこはどうなんだよ」
「知らナイアルネ。でも戦後賠償なんて要求してないヨ、ウチ。そっちこそどーなのヨ」
「あたしんとこはあんま関係ないからな。そーいや知ってるか? ロシア首相の公式サイトで、北方領土が日本の領土として区分されてるんだってよ。単なるミスかそれとも……って感じだな」
「漁場があるんでしョ、そこ」
「そー聞いたな。土地には領海を得る為の価値しかないかもな、某竹島と同じで」
「竹って言ったら朝鮮民族が怒るヨ」
「どーでもいいぜ、うちは日本みたいな対応はしないからな。つーか、なんであんな過敏に配慮とかわけわかんねーことするのか疑問だよ。根元は一部のメディアのようだけどな」
「そこが日本人なのヨ、だから利用しやすいのヨ(にやり」
「火傷しないようにな、いつキレてもおかしくないと思うからな。キレると何するかわからねぇし、まさかアメリカ相手にキレるとは思わなかったし」
「あれはアホヨ、アホ。キレる若者って奴ヨね(違) 領土拡大なんかするからヨ」
「今じゃ考えられないが、ずっと昔は植民地の拡大・取り合いが、各国で当然のように横行してた訳だ。欧州なんか普通にやってただろ? 簡素に言えば、あの時代のトレンドみてぇなもんだったからな。ロシア帝国とかな。連合が全部正義の味方って訳じゃないんだぜ。急に力をつけたもんだから、日本が目の上のタンコブって奴になったんだろうな」
「世界情勢ってやつネ」
「繋がってないようで、結構つながってるんだぜ」
「ところで、なんでロシア原潜の話からこの流れになったのヨ」
「はぁ……あたしが聞きたいよ。……おっと、スマイル☆ スマイル☆

妹月(殲撃10型)
いつも自衛隊機のテリトリーに遊びに行くが、すぐさま追い返される。
ミラ(MIRAGE 2000C)
幻影魔法を使う猫被りな魔女っ娘。地は男言葉。





第34回へ  第36回へ

戻る
トップ