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「さて、ダラダラと長引かせてもしょうがないから、さっさとケリをつけようか」 |
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「望むところであります。因みに、負けたほうが、今度の温泉代を出すっていうのはどうでありましょうか?」 |
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「ふふふ、いいね」 |
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「なんか話してるけど聞こえないなー。ちゃっちゃとやってよね」 |
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「あ、動いた」 |
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「戦いの基本は飽和攻撃! とにかく打ち込み続ければいつかはあたるでありますよ(しゅぱぱぱぱぱぱぱぱっ」 |
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「ひょいっ)ヘタな鉄砲なんとやら。正確無比に狙いを定めて──打ち込む!(ひゅっ」 |
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「あたらないであります(ひょいっ」 |
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「ははは、狙ったのはジェラじゃないよ」 |
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「あ、私狙いかっ。でも無駄だね(ぼわっ」 |
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「あー、やっぱり。クリスが居るだけで雪が溶ける、これじゃ話にならないな」 |
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「ってこっちにも飛んできてるですけど! ジェラの奴、こっちも狙ってたんだ。でも、翼で叩き落としちゃうもんね!(ぱしぱしぱしっ」 |
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「ふむ、ではそれ以上の飽和攻撃をお見舞いするでありますよ(しゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱっ」 |
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「はいはい支援攻撃、と(しゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱっ」 |
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「む、さすがに多いね。よ──っと、まだ来るか。なんのこれしき──ジェラ!?」 |
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「前衛が一人しか居ないから、突破口は幾らでもあります。よって、飽和攻撃でかく乱し──いただきであります!」 |
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「なるほどなるほど、レンはその大きな翼ゆえに小回りが利かない。プリシラさえ突破すれば、敵を殲滅しなくても、フラッグを奪って勝利を得られると言うわけですね」 |
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「にゃー、人数を利用したにゃね」 |
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「状況と戦術がマッチした結果だね。もっとべったりと、ジェラに張り付いていなければならなかったか」 |
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「さて、約束どおり」 |
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「分かっているよ。どうせ私持ちだ、ぱーっと行こう、ぱーっと」 |
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「はいっ」 |
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「…………(やっぱり仲いいんじゃにゃいの)」 |
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