第69回「ロリもいいが大人の魅力ってやつもいいよなぁ!」
2008/12/15

「怜姉、怜姉、どうやったら、怜姉みたいな大人の魅力が出せるようになるの?
「どうしたの、唐突に」
「だって、マスターがあれだけだらしない男だもの、私がしっかりしないとね」
「あはは、あなた達って、確かにそんな感じね」
「う〜ん、私に大人の魅力があるかどうかは分からないけど、やっぱり歳を重ねる事が重要なんじゃないかしら」
「そうなのかなぁ。でも怜姉だって、2053年の時点で3歳程度でしょ、実年齢
「そうね。精神体として生まれた航空ガール全体にも言えるけど。う〜ん、そうなると、やっぱり覚醒した時点での問題じゃないかしら」
「あー、マスターの趣味?」
「やっぱりそうなるでしょ? 私だって、マスターに合わせて完璧な女を演じようと必死だったんだから」
「でも完璧にはなれなかったわ。マスターがそれを望んでいなかったのか、ただ単に、私がファーストプロトタイプで不完全だからか」
完璧な人間なんて居ないわよ。完璧じゃないからこそってとこもあるんじゃないの? 完璧には程遠いマスターだけど、私はそんなところが好きだし、補いたいって思うし」
「そういうものかしら」
「そういうものでしょ。怜姉だって、ちゃんと分かり合えたじゃない。ここに居る怜姉は目に光がないから、EP前だけど
だから『マスター』って呼んでいるのよ。作中で状況が変わると、ここでどうしたものか悩むわ」
「その葛藤が、大人の魅力を生み出すのね」
「そのとおりよ、と強引に軌道修正してみたわ」
「思慮深くなるのは、本当に大人の魅力の一つかもね」

カタリーナ(Su-37jk)
強気で気さくでお気楽。それでいて世話好き・世話焼きときている娘。
(Su-37jk)
一途で尽くすタイプなお姉さん。いろいろ大変だったらしい。





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