第1064回「ユーザー車検を完了した!!!」
2011/09/06

「朝ですよー」
「朝ですよぉ〜」
「朝ですわぁ〜(ゴゴゴゴゴゴ」
「どわぁぁぁ!?」
「ハイ、おはよう。また寝落ちした朝の気分はどう?」
「い、いやこれにはふかぁぁぁぁぁいワケが!!!」
「一応聞いてやろうかの」
「ガーベラお姉さま優しいですぅ〜」
「そうじゃろそうじゃろ」
「昨日──寝落ちしてるから昨日だな、車検で忙しかったんだ!」
「車検って、ユーザー車検だよネ」
前回もそうでしたわね」
「……今年もちょっと大変でしたね」
「ん。今年は前回の失敗、道に迷うという事態を避ける為、高速道路で行ったんだ。これならIC降りてすぐだし、迷わんだろうと」
「…………迷ったんだネ?
「迷いましたぁ!!!」
「何をやっておるのじゃお主は」
「いやぁ、前回と同じく平塚の車検場で受けたんだが、高速道路は伊勢原ICで降りるのよ。なんだけどな、その……」
「そのぉ〜?」
「伊勢原ICで降り損ねた!!!!」
「おいお〜い」
「だって分かりにくいんだもんよ! 小田原厚木道路! 気付いたらなんか、おかしいなぁ〜って。俺、箱根に向かってね?って」
そのまま箱根行けば良かったんじゃないのぉ〜?」
ざぁけんな! 俺は車検を受けに行ったの!!」
「あらあら」
「で、どうしたの」
「ん。平塚IC過ぎる頃、『伊勢原ICって平塚ICの前だったような……』って気付いて、大磯ICで降りてUターン、伊勢原IC(上り)で降りたんだが……」
「うん」
「そのせいでわけの分からない事に!! 小田原厚木道路って、一般道と同じ高さに高速道路が走ってんのよ。柵で仕切ってるだけ。そのせいで、小田原厚木道路を横切るにはすげぇ分かりにくい地下トンネルをくぐらなければならない!!んだが、俺はその道にまったく気付かなかった! なんだよあれ、地下トンネルあるなんてわかんねぇぇぇぇぇよ!」
「あら、横切らなければなりませんの?」
「だって下りの伊勢原ICで降りて、南下すると車検場だぜ? 小田原厚木道路の南側に出口があるの。だけど上り側は、出口が北にあるんだ!」
「ああ、横切らねばならんのう」
「まぁ一部高架になってるけど、とにかく焦ってたからな……結局、2時間程彷徨ってた。いやぁ予約を2ラウンド目にして、更にすげぇ早め(1ラウンド目の予約に余裕で間に合う時間)に出てよかったぜ」
カーナビつければいいジャン。安いんだし」
「やだ! 俺はアナログがいいの!!」
「はいはい」
「で、迷いに迷って車検場だ。前回の記憶もおぼろげだが……まぁ、なんとか書類集めを終えて、検査を受けて合格。しかしここでもトラブルが!」
「なんですかぁ〜?」
「ローラー台上での検査が終わったあと、リフトに移動するんだが……なんとローラーにハマって動かん!! アクセルふかしてもローラーが回転するばかり!! おいなんでこのローラー空転してんだよ!?って状態で、検査員の人が後ろを押してくれて脱出……」
マヌケじゃのぅ」
「うるせぇ、俺のせいじゃねぇ」
「よね?」
「どーだろうネ」
「……今回はお幾らでしたか?」
「ん。継続検査申請書・30円、自賠責・21,970円、重量税・7,600円、手数料1,400円で、合計31,000円だった。自賠責の値段が上がって、重量税が下がっているが……前回よりちょっと高くついたな」
「前回は、継続検査申請書・35円、自賠責・18,800円、重量税・8,800円、手数料1,400円で、合計29,035円だったネ」
「どうやら改定したらしいな。因みに、次回の為に書類一式を2セットGETしといた。これでウチで書いてから車検に向かえるので、向こうでのひと手間が減る。というわけで、大変だったんだから仕方ない」
「あらまぁ……」
「それとこれとは別ですわぁ〜」
「そのとーり!」
「って、あれ?」

 こ つ ぜ ん

「…………」
「逃げたか、素早いのぉ」

アリス(Su-37jk)
無口で無表情だが、まったく喋らない訳ではない。
リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
もみじ(JE-1)
丁寧な言葉遣いとは裏腹(?)に、策士。翼の姉妹達の中ではリーダー格。
ガーベラ(Su-37jkE)
翼の姉妹達から、姉のように慕われている。レオナを溺愛。
レオナ(Su-34jk)
おっとりとした女の子だが、攻撃になると性格が攻撃的に変わる。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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