第1096回「今年の年末はいつもより地獄を見そうな予感」
2011/10/08

「くそっ、なんか忙しいと思ったら3連休初日か! こ、これだから3連休は……ブツブツ……」
「……最近は、初日に集中しますね……お客様……」
「うーむ、初日に買い物済ませてあとはゆっくりってトコだろう。しかし肩がこるな、たまったもんじゃねぇぜ」
「……では私が──」
「秋元ぉ! 肩がこってるそうだなぁ!?」
「うわなんだいきなり来るんじゃねぇ!」
「肩が! こってる! そうだな!?」
「あ、ああ……そうだが」
いいマッサージ器があるぞ!」
(嫌な予感!)
「我が振動刀・五月雨で、貴様の肩をマッサージしてやろう!」
「ちょっとまて! 抜き身じゃないだろうな!?」
 すらぁ〜っ ←刀を抜いた
「やっぱりかー! 斬れるわ! 落ちるわ! 腕が!!」
「くっくっくっ、なければこる事もあるまい?
「っざけんな! アリスー!
「……お相手します、衛子さん」
「む、邪魔立てするか」
「……当然です──」
「えーいーこーさぁ〜〜〜っん(がしっ」
「こ、粉雪」
「ごめんなさいねー、うちの困ったちゃんが迷惑かけてー(でゅわっ」
「さて衛子さん、いったい何を考えているんですか?」
「い、いや我は別に──」
「ちょっといらっしゃい」
「は、はなせーっ」
「…………」
「…………何がしたかったんだ?」
「……さぁ?」
「あー、悪いな。昨日ちょっと出血がどうのこうのって話題を、うちの馬鹿犬がやったもんだから、流血狂がちょいと暴走しちゃってね」
「ちょいとってお前、あれがちょいとか? あれが」
「気にするな、どうせここでは存在しない存在だろ、なぁに死にはしない
「駄目だろ、絵的に。て言うか俺が嫌だ
「それは知らん。邪魔したな」
「ったく、衛子のヤツ目がマジだったぞ。こえぇぇなもう」
「…………」
「どうした?」
「……肩、叩きます」
「お、頼む。全力で叩いてくれ
「……はい」

アリス(Su-37jk)
無口で無表情だが、まったく喋らない訳ではない。
志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。
衛子(F-4J改)
戦って斬って血を見るのが好き。喧嘩上等らしい。
粉雪(E-767)
いつもほんわかしてるが、メガネをかけるとシャキッとする。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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