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「くそっ、なんか忙しいと思ったら3連休初日か! こ、これだから3連休は……ブツブツ……」 |
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「……最近は、初日に集中しますね……お客様……」 |
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「うーむ、初日に買い物済ませてあとはゆっくりってトコだろう。しかし肩がこるな、たまったもんじゃねぇぜ」 |
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「……では私が──」 |
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「秋元ぉ! 肩がこってるそうだなぁ!?」 |
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「うわなんだいきなり来るんじゃねぇ!」 |
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「肩が! こってる! そうだな!?」 |
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「あ、ああ……そうだが」 |
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「いいマッサージ器があるぞ!」 |
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(嫌な予感!) |
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「我が振動刀・五月雨で、貴様の肩をマッサージしてやろう!」 |
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「ちょっとまて! 抜き身じゃないだろうな!?」 |
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すらぁ〜っ ←刀を抜いた |
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「やっぱりかー! 斬れるわ! 落ちるわ! 腕が!!」 |
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「くっくっくっ、なければこる事もあるまい?」 |
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「っざけんな! アリスー!」 |
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「……お相手します、衛子さん」 |
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「む、邪魔立てするか」 |
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「……当然です──」 |
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「えーいーこーさぁ〜〜〜っん(がしっ」 |
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「こ、粉雪」 |
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「ごめんなさいねー、うちの困ったちゃんが迷惑かけてー(でゅわっ」 |
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「さて衛子さん、いったい何を考えているんですか?」 |
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「い、いや我は別に──」 |
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「ちょっといらっしゃい」 |
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「は、はなせーっ」 |
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「…………」 |
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「…………何がしたかったんだ?」 |
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「……さぁ?」 |
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「あー、悪いな。昨日ちょっと出血がどうのこうのって話題を、うちの馬鹿犬がやったもんだから、流血狂がちょいと暴走しちゃってね」 |
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「ちょいとってお前、あれがちょいとか? あれが」 |
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「気にするな、どうせここでは存在しない存在だろ、なぁに死にはしない」 |
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「駄目だろ、絵的に。て言うか俺が嫌だ」 |
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「それは知らん。邪魔したな」 |
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「ったく、衛子のヤツ目がマジだったぞ。こえぇぇなもう」 |
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「…………」 |
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「どうした?」 |
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「……肩、叩きます」 |
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「お、頼む。全力で叩いてくれ」 |
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「……はい」 |
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