第1100回「なんかちょっと微妙に暑いから冷やそうぜ」
2011/10/12

「機雷は嫌いじゃ!」
「うぎゃぁクソつまんねぇーっ」
(お前が言うな)
(お前が言うな)
(お前が言うな)
「ならばお主が言ってみせい!」
「ふっふっふっ……笑いすぎてお腹痛くなっちゃうよ?」
「どうせ下らない感じだろ?」
海袮の駄洒落は常に寒いからな」
「さて、どうぞ」
「ある種の機雷は接触しなくても爆発したがるきらいがある」
「…………」
「…………」
「…………」
「さむっ」
「拙者と殆どかわらんではないかっ」
「全然ちーがーいーまーっす、こっちのほうが捻りがあるもんね!」
単純明快なのが駄洒落の基本なのであるっ」
「どうでもいいんだが、お前ら両方とも寒いからな」
「な、なんだってー!」
「そんな事はないのであるっ、海袮よりは寒くない!!」
「ざけんな長門! こっちのほうが寒くない!!」
「だから両方とも寒いんだって」
「これはもう、決闘しかないな」
 !
 !
「ほう、決闘か」
「そうだ、決闘だ。兵器らしく決闘だ」
「いやどう見ても長門が勝つだろこの場合」
「なんで!?」
「相手はオーパーツだぞ、やれるのか?」
「や、や、やれるよぅ!」
「たった一機の哨戒機にやられはせぬぞ。それにこの距離ならば、砲熕兵器の一斉射撃で落とせるのである」
「ぐぅ! 卑怯なり戦艦長門!!」
「離れればいいだろ、アウトレンジで」
「拙者にも長射程SAMがあるのである」
「じゃ、魚雷?」
「迎撃魚雷があるのである」
「一対一じゃどうしようもないな」
「うむ、諦めろ海袮」
「そんな訳でお前が一番寒い
「なんで!?」

長門(BS-1)
航空ガールではなく、艦艇ガール。いろいろと余裕のある原子力艦が羨ましいらしい。
海袮(P-3C)
自衛隊のP-3C。潜水艦を沈めたくてしょうがないが、許可が下りない。
志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。
美風(F-15J)
マイペースでめんどくさがり。しかし、瞳孔が開くととにかく強い。
衛子(F-4J改)
戦って斬って血を見るのが好き。喧嘩上等らしい。





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