第142回「可変翼はロマンだと何度言わせれば(ry」
2009/02/26

「こウ、カシラ?」
「違うにゃ、もっとこうガバッと行くにゃ、ガバッと」
「……こウ、カシラ」
「恥ずかしがってちゃ駄目にゃ!」
「…………こウ、カシラ(がばっと腕を広げる」
「そーにゃそーにゃ、それでこそVG翼機にゃ。次は格納状態にゃ! こう、ぐぐぃっと畳むにゃ」
「こウね!(ぐぐぃっと腕を畳む」
「…………何をやっていますの?」
「にゃ、VG翼機の何たるかを、遠縁の妹に当たるHLに教えてるにゃ」
「あら、そう……でしたっけ」
「VG翼にアドバンスド・フェニックス(ナイフエッジAAM)、再来とハよク言わレテいるワ」
「にゃ、にゃ、ミオのほうがお姉さんにゃ♪」
「小サイお姉サんネ」
「…………妹、ね。あの子は今頃、何をしているのかしら」
「F-22にゃ? 早く来るといいにゃね」
「そうね。でも誰かさんがやる気を出さない事には
「詰まるところそこにゃね」
部屋ガ散らカルとやる気ガ低下スルようだワ」
「今すごく散らかってるにゃ」
「まったく、極端ですわ」
「根性とヤラが曲がってイルのよ」

ミオ(F-14A)
語尾に「にゃ」を付ける、元気で素直な女の子。
HL(FX-11)
無人機、ブルーレイン搭載のA型。一応自我があるようだ。
エイリ(YF-22)
人を見下す感がある、高飛車な女性。意外と可愛いところもある(らしい)。





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