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「クスクス……リーネお姉様ぁ、立派な獲物ですねぇそれ」 |
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「このアヴェンジャーの事かしら?(ガシャ」 |
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「そうそうそれよぉ。黒光りする7砲身……30mm劣化ウラン弾……たまらないのぉ」 |
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「あなたも持ってるでしょ、30mmガトリングガン」 |
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「クスクス……持ってますよぉ(ガシャ)。GG30-3 ヴァリアントV」 |
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「6砲身なのね」 |
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「そうですねぇ、そしてタングステン弾仕様……そのものが高い焼夷効果を持つ劣化ウラン弾よりは、威力が落ちますねぇ」 |
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「それは仕方のない事ね。日本じゃ、劣化ウラン弾は使えないでしょう。その、色々とね」 |
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「アメリカが使用をやめるとも思えませんけどねぇ。因みに、タングステンの輸入はロシア依存よぉ」 |
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「中国は?」 |
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「人民解放軍とは睨み合い状態ですからねぇ……でも、人民国軍とはそうではないのでぇ、割とそっちからも流れているわぁ。でも殆どはロシアよぉ」 |
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「ふぅん。2053年では海底資源で儲けているようだけど、無い物は無い、って事ね」 |
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「クスクス……そうなりますねぇ。折角の日露同盟、そういう目的もある訳よぉ」 |
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「ま、そういうものよね。ところでなんで、裏レオナになってんの?」 |
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「それはですねぇ、あそこにM1主力戦車がいるからよぉ」 |
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「あらほんと。……うちのだけど、ま、いっか(ガシャ」 |
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「んふふ……一緒にやりますかぁ?(ガシャ」 |
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「いいわよ。それじゃ、3、2、1、GO!」 |
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「クスクス……アッハハハハハハハァ!(ズジャララララララララララララ」 |
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「逝け逝け、逝けぇぇぇ!!(ズジャララララララララララララ」 |
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「なんと、戦車ならなんでも良いのでありますか。根っからのタンクキラーですねぇ」 |
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