第146回「絶対的な攻撃力を! もっと! もっと! もっと!!」
2009/03/02

「クスクス……リーネお姉様ぁ、立派な獲物ですねぇそれ」
「このアヴェンジャーの事かしら?(ガシャ」
「そうそうそれよぉ。黒光りする7砲身……30mm劣化ウラン弾……たまらないのぉ」
「あなたも持ってるでしょ、30mmガトリングガン」
「クスクス……持ってますよぉ(ガシャ)。GG30-3 ヴァリアントV
「6砲身なのね」
「そうですねぇ、そしてタングステン弾仕様……そのものが高い焼夷効果を持つ劣化ウラン弾よりは、威力が落ちますねぇ」
「それは仕方のない事ね。日本じゃ、劣化ウラン弾は使えないでしょう。その、色々とね」
アメリカが使用をやめるとも思えませんけどねぇ。因みに、タングステンの輸入はロシア依存よぉ」
「中国は?」
人民解放軍とは睨み合い状態ですからねぇ……でも、人民国軍とはそうではないのでぇ、割とそっちからも流れているわぁ。でも殆どはロシアよぉ」
「ふぅん。2053年では海底資源で儲けているようだけど、無い物は無い、って事ね」
「クスクス……そうなりますねぇ。折角の日露同盟、そういう目的もある訳よぉ」
「ま、そういうものよね。ところでなんで、裏レオナになってんの?
「それはですねぇ、あそこにM1主力戦車がいるからよぉ
「あらほんと。……うちのだけど、ま、いっか(ガシャ
「んふふ……一緒にやりますかぁ?(ガシャ
「いいわよ。それじゃ、3、2、1、GO!」
「クスクス……アッハハハハハハハァ!(ズジャララララララララララララ」
「逝け逝け、逝けぇぇぇ!!(ズジャララララララララララララ」
「なんと、戦車ならなんでも良いのでありますか。根っからのタンクキラーですねぇ」

レオナ(Su-34jk)
おっとりとした女の子だが、攻撃になると性格が攻撃的に変わる。
リーネ(A-10A)
渾名はガトリング・ボア。戦車を撃ち抜く事に快感を持っている。
ジェラ(Su-27)
ぺったんこ。女の魅力は戦闘力、らしい。





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