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「第31話、完成率98%だ」 |
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「……はい」 |
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「やっとここまで来たな、あとは誤字脱字のチェックと話末絵だ」 |
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「んじゃ、今月中には可能だネ」 |
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「本当は今月前半には、と思っていたんだが、やる事が幾つかあってな。あと日記と掲示板も溜まってるなコレはマズイ」 |
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「サボってるからでしょ」 |
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「 _| ̄|○ 」 |
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「それで、そうなると、あと2ヶ月で第32話を完成させないといけませんけども。大丈夫ですの?」 |
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「大丈夫だ、いける筈だ。昔の俺はそれをやっていたんだ、やれない筈はない!」 |
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「ていうかあんた、第02話の14日後には第03話アップしてるジャン」 |
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「そしてその18日後には第04話」 |
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「その16日後には第05話ぁ〜」 |
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「結局何度も答えは出てるんだけど、やる気の問題なんだよネ」 |
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「ぐぅ……わかってるよぉ!」 |
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「わかっててもできない、やらない、ダメダメですわ」 |
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「 _| ̄|○ 」 |
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「ま、あとたった2ヶ月だからネ。2ヶ月もある、じゃなくて、たった2ヶ月だからネ」 |
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「うむ、秋元殿は気が緩むとすぐにサボるからの」 |
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「ですねぇ〜」 |
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「それよりも、追い込まれないと動かないのをどうにかしてくださいまし」 |
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「……ギリギリじゃないと──」 |
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「言わせないよ」 |
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「話し変わるけどさぁ、今日ちょっと衝撃が走ったんだけど聞いてくれるか?」 |
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「何?」 |
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「いやぁ、昼飯用にカップメンを20個くらい常にストックしてあるんだが、賞味期限が2ヶ月過ぎたのが4つも出てきちゃってな」 |
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「あら、そんなに?」 |
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「何故にそうなった?」 |
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「自分の好みのものだけ買ってストックしてる訳だが、その中でも特に食べたい物から食べていったわけよ。あとは判るな?」 |
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「ふむ、優先順位の低い物がずっと残っていたというわけじゃな」 |
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「それでぇ、どうしたんですかぁ〜?」 |
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「食ったよ、残りも消費する。なぁに、2ヶ月程度は大丈夫だ! よね?」 |
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「さぁ、どうかしら?」 |
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「まぁ、賞味期限って早めに設定されてるって話しだしネ」 |
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「……お体はなんともないのでしょうか?」 |
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「ん、腹壊しやすい俺が大丈夫なんだから、大丈夫だろう」 |
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「他のは大丈夫なのかの?」 |
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「いやぁ、11月で期限切れってのが10個もありやがったぜ!」 |
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「ていうか20個はストックしすぎでしょーっが」 |
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「い、いやついその……買っちゃうんだよな、『これ、美味そう』って」 |
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「流石は管理能力のない管理人ですわね」 |
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「それって管理人とは言わないよネ」 |
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「 _| ̄|○ 」 |
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