第1152回「『不名誉なあだ名募集中』──ってぇぇぇぇえええ!?」
2011/12/03

「おいそろそろ、中尉の不名誉なあだ名考えとこうぜ」
「そうですね、そうしましょう」
待てや。なんで第32話をアップできないって決定してんだお前らの中で」
「いや、準備はしておかなくっちゃな」
「そうです。私達は同志中尉と違って、物事を後回しにしないのです」
「その通りだぜ、中尉と違ってな」
「待て! 違って、ではなんだかネガな感じだろうが! そこは異なって、だ!」
「何を仰いますか、ネガな感じで言っているのですよ?」
「そうだ、何せ中尉とは違うからな」
「ぐぬぬ……!」
「有力候補は以前出ていましたね、『嘘つき』ですか」
「ああ、なんの捻りもなく単純極まりない言葉だが、それが逆に腹に響くんだ」
「ではその路線で?」
「うーん、そうなると……『クズ』とか?」
『最低』とか」
『根性無し』とか」
『クソ野郎』とか」
『バイド』とか」
「バイド?」
Даダー(そう)、Bydo」
「バイド……?」
バイドってのはなぁ──
「はい無視で」
「ちょ」
「大した事ないな」
「ほ〜う」
「大した事ない、ですか」
「そうだ、俺くらいの変人になるとそういう罵声は逆に心地よいんだ」
「自分で言うな自分で」
「ではやはりこれですね、『嘘つき』
「ああ、これしかないな。『嘘つき』
「嘘つき」
「嘘つき」
「う……な、なんだよ、まだ今年終わってないじゃんか!」
「何故に『嘘つき』は効果があるのでしょうか」
「悪意のある罵声と違って、純粋に対象を体現する言葉だからな。しかも否定できないときている、完璧だ」
「だからまだ今年は2回更新の公言守れないってきまってねぇぇぇぇだろが!」
「そうですか、それは楽しみですね?」
「あ〜あ、楽しみだな?」
「ぐ……ぬぬぬぬ!!」
「同志中尉はサボりすぎたんだよ」
「そうです、そしてやる気がなさすぎです」
「とりあえず、12月中盤には80%は超えてないとヤバイよな?」
「あーそりゃヤバイね。どうすんだぁ同志中尉、やれんのか?」
「やれるっつってんだろ、本気出せば1ヶ月1話も可能ですぅ!」
「あ、じゃあ今は本気出してないって?」
「なんですかその駄目な言い訳の最たる例は」
「い、いや、気にするな!」
「なんでもいいからさっさと手を動かせ同志ぃー」

ルーヤ(Su-24)
剣技に長ける少女。ジェラとナイチチ同盟を組んでいる。
ミラ(MIRAGE 2000C)
幻影魔法を使う猫被りな魔女っ娘。地は男言葉。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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