第1157回「写真の画質が良くなった訳」
2011/12/08

「というわけで前回の続き」
「……はい」
「マジでやるの?」
「マジでやります」
「……やります」
「で、なんでいつもより画質が良くなってるかと言うと……」
「うんうん」
新しくデジカメを買ったからなんだ!」
「へぇ〜ついに新しいの買ったんだ」
「うん、モーターショーの為に」
「ってマジですかい」
「マジです。まぁもともと新しいの欲しかったからな、丁度良かったのよ。因みに今までのはこいつ」




QV-2300UX


「CASIOのデジタルカメラ、QV-2300UXだ。211万画素(総画素)/202万画素(有効画素) 、今となってはちょっと古めの携帯にも劣るが……これでも当時(2000年)価格は65,000円だったんだぞ。まぁ俺は4、5万くらいで買った記憶があるが。因みにこれは携帯(P906i)で撮った写真な、5M(スーパーファイン)での撮影だから、P906i的には最高画質か。トレス台の上で撮影したから、なんかぼやけてるな」
「もう11年前の機種だネ」
「ああ、古すぎてボタンの下辺りにあるメッキに囲まれた黒い部分がベタベタになってやがる
「……経年劣化で、軟質素材が変質してしまったようですね」
「うん、高校の時バイトして、初めて買ったデジカメだからな……ちょっとショックだ」
「だろうネ」
「ま、そんなこんなでP906iより画質が劣るんで、ずっと使ってなかった。撮影はP906iの役目だったんだが、今回、ようやく新しいのを購入したって訳だ。モーターショーに行こう、じゃあ折角だからデジカメを新調しよう、ってな」




LUMIX DMC-G3


「で、コンパクトデジカメではなく、一眼デジカメが欲しかったんだけど、ハイエンドモデル(アマチュア向けの中での)ではなく、ミドルスペックモデルにした。ハイエンドは値段跳ね上がるしな。そんでもって選んだのがこの、PanasonicのLUMIX DMC-G3だ。1668万画素(総画素)/1600万画素(有効画素)。ま、デジカメは画素数だけが性能ではないんだが、分かりやすい数値の一つではある。んで、レンズに傷が突かないように、純正のレンズプロテクターを装着してあるぞ。価格帯はQV-2300UXと似たようなもんだな、画質の比較してみよう」
「するまでもないでしょ」
「いいの! 技術の進歩とそれに伴う価格の低下を見てくれ! 因みにG3(レンズキット)は5万弱で買った、高くて7万強ってところか」




QV-2300UXで撮影(2007年8月15日)


「これはQV-2300UXでの画像。縦横比は4:3か。んで」




DMC-G3で撮影(2011年12月5日)


「これはDMC-G3での画像、基本的に横に長い車を撮るって事で、縦横比は19:6にした。プリントアウトする気はなかったしな。勿論、両者ともネット用に画像を縮めているのは言うまでもないか。だがもう明らかに違う、QV-2300UXの画像は、流石にちょっとアップにするとノイズ(っていうのかな)が目立つ。なんか赤とか青とかの粒粒があるんだよね」
「まぁー価格が同じくらいとは言え、11年も開けばスペックは雲泥の差でしょ」
「ああ、11年でここまで差が開くもんだよ。しかも値段はG3のほうが安く買えた(通販の力も大きい)、技術が進歩し、それが普及していくと、ここまで違ってくるんだなぁ」
「家電で言えば、テレビや冷蔵庫、洗濯機だってそうだよネ」
「……パソコンも」
「だな。しかし俺は、QV-2300UXにも愛着がある。確かに古い機種で、今やちょっと古い携帯にも劣るが……それでも処分できないな、とっておく」
「アッキーの性格上、そうなるだろうネ」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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