第1176回「とりあえず次は輸出を(ry」
2011/12/27

「どうやら、武器輸出三原則が緩和されたらしいな」
「だね」


武器輸出三原則を事実上緩和 12月27日 12:17

政府は、27日、安全保障会議などを開き、外国への武器輸出を認めないとした「武器輸出三原則」を事実上、緩和し、一定の条件の下で、防衛装備品の共同開発や海外への移転を認めることを決めました。

政府が新たに設けた包括的な例外措置によりますと、日本の安全保障や国際平和に役立つ場合に限って、防衛装備品の国際共同開発や共同生産に日本が参加できるとしています。
これによって、戦闘機などのハイテク装備を共同で開発できるようになり、コストを大幅に削減できるとしています。また、平和貢献や国際協力で使用する場合に限って、防衛装備品の海外への移転を認めるとしており、国連のPKO=平和維持活動で、自衛隊が外国で使用した重機やヘルメット、それに防弾チョッキなどを、そのまま現地に供与することができるようになります。こうした例外措置は、27日、開かれた安全保障会議で了承されたあと、閣議に報告され、藤村官房長官が談話として発表しました。
政府は、これまで日米のミサイル防衛の共同開発など、個別の案件ごとに例外措置を決めてきましたが、今回、包括的な例外措置を設けたことで、防衛装備品の海外移転がこれまでより格段に進むものとみられます。政府は、外国への武器の輸出を認めないとした「武器輸出三原則」の理念は堅持するとしていますが、今回の措置は、「三原則」の事実上の緩和で、日本の防衛政策は大きな転換点を迎えることになりそうです。

一川防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、「防衛大綱の方針を踏まえた内容で、防衛省・自衛隊としても平和貢献、国際協力活動の観点で積極的な貢献ができるようになると評価している。安全保障上、関係の深い諸国との共同開発、生産についても、こうした考え方に即して対応することは安全保障に資するものだと考えている。一方で、『武器輸出三原則』という従来からの考え方は、わが国の平和国家としての基本的な理念でもあるので、基本的な理念は堅持しながら、第三国への移転や目的外使用に関わる場合は、事前に日本の同意を義務づけ、厳格に管理していきたい」と述べました。


*記事より転載


「ま、どうせアメリカにこう言われたんだろ? 『F-35の開発に参加しろよ今からでもいいから』って」
「ありそうではあるね」
「よしよし、次は輸出に手を出してみようか?」
「つまり、歴代内閣が堅持してきた三木首相の答弁を、蹴っ飛ばすって事だよね」
「武器輸出自体は、この三原則では禁止はされていないからな。じゃあ手始めに、量産開始したらP-1を輸出して、アメリカの市場をガッとかっさらおうか」
「いいね!」
「知らないよ、どうなっても」
「と、横槍が来そうでアレだな」
「だね」
「じゃあ諦めようか?」
「それは出来ない」
「何故だい?」
「なんとなく」
「そうかい」
「そしてゆくゆくはF-3を開発し、輸出
「で、気が付いたら中東あたりでドンパチに使われているわけだな」
「最終的にはそうなるものさ、兵器を輸出するっていうのはそういう事だよ」
「じゃ、開き直ってインドあたりに輸出で。あそこは、一つの国に依存しない兵器調達ってドクトリンあるから、うってつけだ」
「パキスタンか中国と衝突して、暴れまわるインド空軍マーク入りのF-3」
「自称市民団体とかが絶対に騒ぎ出すぞ」
「だろうね」
「そして過激派が出てくる、と」
「今日も似たような事が起きたからな。環境評価書の件ね、配達業者取り囲んで押し問答。エスカレートして怪我人でも出たらどうするんだ」
「あれって威力業務妨害だよね。関係ない業者でも、片端から荷物を強引に開封したり」
「賛成とか反対とかはともかくとして、やってる事は犯罪だろ、彼ら彼女らはそういうやり方でいいのか? まさか自覚がないんじゃないだろうな」
「自覚がないんだよ、そういうのはね」
「そうだろうね。まぁ、100人だ200人だなんて水増ししてるけど、沖縄県民なんて殆ど居ないんだろ?
地元の人間が怒っていると錯覚させるテクニックだね。尤も、あまりにもなんと言うか、ねぇ?」
「うん、迷惑な話だ」

志乃(F-1)
注射と粉薬とアカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。チビって言うなぁ!
伊理奈(F-2A)
志乃と大の仲良しで、志乃を弄るのがとにかく好き。アカとか別にどうでもいいらしい。
プリシラ(F-15C)
全身が武器、様々な接近戦用武装を施している。ジェラとはおアツイ関係(本人断言)。





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