第1208回「一時(いっとき)の気の迷いであった……!」
2012/01/28

「ふーむ、俺のP906iの液晶が黒いゴマ粒にやられているという話をしたな?」
「……はい」
「うん、したネ」
「しましたね」
「で、この際だから新しくしよう!という話もしたな」
「……はい」
「うん、F-02DかN-02Dかで考えてるんだよネ」
「ついに買いましたか?」
「いや、修理に出す」
「へぇ、そうきましたかい」
「液晶をまるまる交換、となりますね」
「うん、そうなるよな。あとケータイ補償 お届けサービス(ケータイぶっこしたら交換してやんよサービス)に入っていたのを思い出したんだ、これなら5250円でリフレッシュ品と交換できる。が、まずは修理の見積もりを貰ってみて、それから考える。何せ液晶がちょいとアレになっただけだからな」
「お届けサービスって月額300から400円くらい取られてんでしょ、そっち利用したほうが得じゃないの?」
「まぁそうなんだけど、愛着がなぁ」
「ははぁ、さいですかぁ。あ、でも2回目は交換料金が8千幾らかになるから、5千円くらいで直せるなら、全損した時の為にとっておくのもいいかもネ」
「……修理費、お幾らでしょうか?」
「う〜ん、タッチパネルでもない液晶だし、そんなに行かないと思うんだけどな。まぁドコモショップで訊いてみるよ」
「しかし何故、急に方針転換を?」
「いやなに、新機種の機能をいろいろ見ていたんだが、俺は殆ど使わないな、と思ってね。なら修理のほうが安いんじゃないかと」
「まぁーお届けサービスで全交換だとしても、5250円しかかからないからネ」
「最悪、このままでもいいかなと思えてきた
「はぁ、それはまた何故ですか?」
「慣れた」
「あ、成る程」
「そりゃ何日もすれば慣れるよネ」
「とりあえず、眠っていたF902iSを叩き起こした。こいつには、修理中の代替機となってもらう」
「これまた古い機種だネ」
「発売は2006年6月だからな。今見ると結構もっさりしてるんだ」
「世代がかなり離れていますからね」
「とりあえず、31日〜3日あたりに修理の見積もりに行く。まぁもしかしたら明日行くかもしれないけど」
「ま、機種変更せざるを得ないレベルじゃないしネ」
「そうですね、今の携帯で十分ならば、急ぐ必要はないかと」
「……ですね」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
ルナ(Su-37jk)
割と積極的に行動するタイプで、マスターである鎌土に対しては特に積極的。趣味は読書。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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