第1233回「ロードローラーだッ!」
2012/02/22


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「お? なんだこの地響き。またもみじがお怒りか?」
「違いますわ」
「じゃあなんだこれ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「さぁ、なんでしょう?」
「おや、何か近付いてきてるよ」
「あ、本当だ、なんか黄色いのが……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「ゲェー!! ロードローラーだー!!」
「ああ、アスファルトを固める」
「はて、あんなに遠くにいるのに、とても大きいような?」
「ん〜??」
「段々とこっちへ──」
巨大
ロード
ローラー

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「でKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!」
「な、なんて大きいんだ……」
「んー、全高10メートルくらい?」
「バケモンだぁ……」
「一先ず空へ逃げるよ」
「お、おうよっ」
巨大
ロード
ローラー

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「にしてもでけぇ、あれ本当にロードローラーかよ」
「いったい何処のロードローラーなんだい?」
「流石に、あんなに大きいのは存在しないかと」
「じゃあ何か? 巨大化したのか?」
「どうやって?」
「謎の空間に迷い込む際、なんらかのトラブルがあって、元の情報よりも数倍の数値で再構築されてしまった、とか」
「謎の空間がミスを犯したのか、それともわざとか」
「ビッグライトだ」
「え?」
「はい?」
「ビッグライトに決まってる」
「ビッグライト……」
ドラえもんですの?」
「そうだ!」
「そんなバカな」
「それかザンスカール帝国の戦艦だね」
 ?
 ?
「とりあえずぶっ飛ばそうか」
「ええ、あんな物を放置しておいたら、そこらじゅうを更地にされてしまいますわ」

もみじ(JE-1)
躑躅隊・翼の姉妹達の頭脳、まさにセントラル。怒らせないように! 絶対にだ!
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る、都内某所に入り浸り!? (実用的な)筋肉フェチらしい。
メルル(RAVI TD)
誰だい米議会でロビー活動なんかした奴はそこに正座するんだ。妹月と百合百合。





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