第1344回「日記は基本的にその日のうちに書くもんだぜ?」
2012/06/12(火)

「ふぅ……サボりすぎた、溜めすぎは良くないな」
「……はい」
「アッキー、今日は何の日か知ってるー?」
「なんだ?」
日記の日だってサ。アンネの日記に因んだ記念日だよ」
「ほう、日記の日か」
「そうですわ、秋元さんがサボりまくりの日記の日ですわ」
「ぐぅ……!」
ぐうの音は出るのネ」
「ああ、今サボってたぶんを追加しているところだ」
「あらあら、いったい幾つあるのやら」
「は、半年くらい……」
「こらこら」
「記憶はありますの?」
「記憶が薄れてないうちに書いた、メモ書き程度のはある。あとは殆ど仕事ばっかりだからな」
「そのメモ書き書くなら日記書けよって話ですよー?」
「HAHAHAHA!!!!」
「まったく……」
「いやなんか面倒になるんだよな、なんでだろ? 日記CGI使ってるから、5分もかかんねーんだぜ?」
「どんだけめんどくさがりなの」
「面倒だと感じた事を避け続けた結果、様々な事がどんどん面倒になっていってしまうのですわ」
「ああー、末期って奴ネ」
「誰が末期だ」
「あんた」
「貴方」
「…………え、誰?」
「あんただっ」
「貴方ですわ」
「……………………俺?」
「勿論」
「違うよなぁ、アリス?」
「……はい、違いま──」
「違わないからネ」
「…………」
「いやま、真面目な話、否定はできないな。面倒を避けまくると、最後に残るのは寝る事だ──ハ!? そうか、だからいつも眠いんだな!」
「それはありそうだけどネ」
「でもなかなか治りませんわね、秋元さんの無気力ぶりは」
「だよネー」
「ふふ……これからが本番だぜ?」
「はいはい頑張ってちょーだい」
「あ、信用してねーな!?」
「当然!(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」
「はは……は……は……」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
もみじ(JE-1)
躑躅隊・翼の姉妹達の頭脳、まさにセントラル。怒らせないように! 絶対にだ!
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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