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「ふぅ……サボりすぎた、溜めすぎは良くないな」 |
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「……はい」 |
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「アッキー、今日は何の日か知ってるー?」 |
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「なんだ?」 |
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「日記の日だってサ。アンネの日記に因んだ記念日だよ」 |
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「ほう、日記の日か」 |
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「そうですわ、秋元さんがサボりまくりの日記の日ですわ」 |
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「ぐぅ……!」 |
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「ぐうの音は出るのネ」 |
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「ああ、今サボってたぶんを追加しているところだ」 |
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「あらあら、いったい幾つあるのやら」 |
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「は、半年くらい……」 |
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「こらこら」 |
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「記憶はありますの?」 |
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「記憶が薄れてないうちに書いた、メモ書き程度のはある。あとは殆ど仕事ばっかりだからな」 |
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「そのメモ書き書くなら日記書けよって話ですよー?」 |
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「HAHAHAHA!!!!」 |
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「まったく……」 |
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「いやなんか面倒になるんだよな、なんでだろ? 日記CGI使ってるから、5分もかかんねーんだぜ?」 |
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「どんだけめんどくさがりなの」 |
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「面倒だと感じた事を避け続けた結果、様々な事がどんどん面倒になっていってしまうのですわ」 |
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「ああー、末期って奴ネ」 |
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「誰が末期だ」 |
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「あんた」 |
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「貴方」 |
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「…………え、誰?」 |
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「あんただっ」 |
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「貴方ですわ」 |
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「……………………俺?」 |
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「勿論」 |
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「違うよなぁ、アリス?」 |
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「……はい、違いま──」 |
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「違わないからネ」 |
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「…………」 |
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「いやま、真面目な話、否定はできないな。面倒を避けまくると、最後に残るのは寝る事だ──ッハ!? そうか、だからいつも眠いんだな!」 |
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「それはありそうだけどネ」 |
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「でもなかなか治りませんわね、秋元さんの無気力ぶりは」 |
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「だよネー」 |
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「ふふ……これからが本番だぜ?」 |
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「はいはい頑張ってちょーだい」 |
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「あ、信用してねーな!?」 |
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「当然!(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」 |
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「はは……は……は……」 |
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