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「同志ルーヤ、ナイチチ・ウラー!」 |
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「同志ジェラ、ナイチチ・ウラー!」 |
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「さて、同志ルーヤ」 |
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「はい」 |
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「今回の議題は、これであります! (ドンッ)カルラさんの胸は許すべきか許さざるべきか」 |
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「うぅむ、深刻な問題ですね」 |
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「彼女のスペックは、『普』でありますが」 |
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「これまた微妙な数値ですね」 |
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「では実際に見てみましょう」 |
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「うーん……」 |
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「うーむ……」 |
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「許すべきだ!」 |
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「許すべきだ!」 |
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「全会一致で無罪判決でありますね」 |
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「このくらいのサイズならば害はないでしょう」 |
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「しかし普と中と美の区別がよく分からないのでありますが、中尉殿はいったいどのような基準で?」 |
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「大方見当はつきます、どうせ『なんとなく』ですよ」 |
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「ありえますね」 |
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「しかしここは一つ、訊いてみるべきです」 |
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「それでは早速」 |
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「あー、あれね。普は普通くらい、中は中くらい、美はいわゆる綺麗なおわん形」 |
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「…………」 |
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「…………」 |
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「美、は納得ですが」 |
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「普と中との区別が納得できません!」 |
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「んなこたぁないだろ? 分かるだろ? なぁ?」 |
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「……はい」 |
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「ほら分かるだろ」 |
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「アリスさんの返答は参考になりません!」 |
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「…………」 |
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「わっかんねーかなー、普通ってのはだいたい普通な感じなんだよ。中ってのは貧・微と大のあいだ、OK?」 |
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「そのだいたい普通とは一体?」 |
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「だいたい普通だなーって思うくらいだ」 |
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「…………もういいです。あ、ところで、中と大があるのに何故、『小』がないのでありますか?」 |
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「!?」 |
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「いやその反応はなんですか」 |
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「ふむ……『微』は微妙にある、だから、その上の『小』が必要なわけだな。確かに微からいきなり『中』は収まりが悪い」 |
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「では次の航空ガールは『小』ですねっ」 |
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「そしてナイチチ同盟に引き入れ、同志としましょう!」 |
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「賛成であります!」 |
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「そんな事聞いたら『大』にしたくなるぜ?」 |
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「なんですと!?」 |
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