第1390回「ガラスのハートだとぉ? 強化ガラスにしとけ!」
2012/07/28(土)

「アリスとセラに沈黙系の魔法かけたらどうなるよ?」
「は? 何が変わるのそれ」
「いつも以上に喋らなくなるだろー」
「おいおい、ただでさえ居るんだか居ないんだかわからないのに」
居るんだか居ないんだかわからないヒロインってのも、文字媒体としてどうよ? アリスの事な」
「アリスねぇ……そりゃあんた、中尉の趣味全開だし仕方なくね?」
「でもよぉ〜、ここでも居るんだか居ないんだかわかんないんだぜぇ〜?」
「あーそりゃ確かに、ほんと喋んないよね」
「喋る時は喋るけど、基本的に喋んないよなぁー」
「じゃあ沈黙魔法かけたら駄目でしょ」
饒舌じょうぜつ魔法ってないのかねぇ?」
「なんか嫌な魔法だなぁ」
「この魔法にかかると、なんかやたらと喋りまくってしまうのだ!」
FF風に言うと?」
沈黙魔法がサイレスだから、饒舌魔法はサイレンだな!」
「マジうるさそう」
「おっと赤い水は関係ないぜぇ〜?」
SIRENネタかよ、分かる人どのくらい居るの?」
「結構居るんじゃね? ホラーゲーだから苦手な人も居るだろうけど、プレイ動画とか見たりさ」
「ホラーゲー苦手なのにプレイ動画は見るの?」
自分がやるんじゃないなら大丈夫なんだぜ?って同志秋元が言ってた」
「そういうもんかね、って中尉はホラーゲー苦手か」
「おー、同志はホラー系苦手だぞー。映画も殆ど駄目。映画見るのは駄目でプレイ動画見るのはOKってのも、ハテナだけどな。エイリアンはホラーに入るのか?
「モンスターパニック?」
「あー、モンスターパニックは駄目だぜ同志は。捕食系なんてとんでもない!って言ってたぞー」
「おいおいどんだけ繊細なのよ、軍オタなのに」
「いやいやそういうグロはまた違うだろ? 基本的に人間vs人間だからな、軍事はさ。無人機vsって場合があっても、モンスターとは違うだろぉー?」
「そういうもんかね」
「あ、でも人間vs人間でも猟奇系とかそういう映画は駄目らしいぜ。あ、これもホラー映画?」
「まためんどくさいな」
軍事とはまた違うんだよぉとは同志の弁だけど、解る?」
「わかーるような、わからないような」
「どっかしらに境界線が引かれてるんだろ、同志の中では」
「めんどくさいな中尉は」
「で、さっきから黙ってる二人はどう思うよ?」
「……………………さぁ?」
「……マスターがそう仰るのであれば、それで」
「はぁーなぁーしぃーにぃーなんねぇぇぇぇ!」
「やっぱここは饒舌魔法サイレンだな! きっと自分の意見をぺらぺら喋りだすぞ」
「おーじゃあ早速かけてやれ」
「え、クリスが出来るんでしょ?」
「できねぇよ、炎は出せるけど補助魔法はてんで駄目だ」
「攻撃特化かよ」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る、都内某所に入り浸り!? (実用的な)筋肉フェチらしい。
海袮(P-3C)
撃沈したぁぁぁぁい! 油断するとすぐに駄洒落が飛び出す。駄犬とか言うな!
アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
セラフィナ(B-2)
爆弾コレクションが年々増えてゆく、心優しい無口系。気配がないから無言で後ろに立つな!





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