|
「伊四〇〇と言えばさー」 |
|
「え? そのネタは前回やるべきじゃなかったの? 1=イ 400=400」 |
|
「いいじゃんか今回だって伊四〇一だ!」 |
|
「じゃあ第1405回までやれちゃうジャン」 |
|
「ふふふ……計画のみのも含めば、第1417回まで引っ張れるぞ」 |
|
「いけませんわ」 |
|
「ハハハ、そこまではやらんがな。で、伊四〇〇潜だが」 |
|
「うん、アッキーの大好きなレシプロ機、晴嵐が搭載されてた潜水艦ネ」 |
|
「そう! 晴嵐! あれカッコイイよなぁ! 好きな航空機ベスト5に入ってる! 下駄無し車輪有りの南山もイケてるぜ!」 |
|
「……晴嵐がお気に入りの一つに入ったきっかけは、なんだったのでしょうか?」 |
|
「大戦略1941というPS2のゲームだな」 |
|
「へぇ、運用してて気に入ったってパターン?」 |
|
「そうだな」 |
|
「どのような運用を?」 |
|
「こんな運用だ。艦戦が米艦隊の航空戦力をボッコボコにしたあと、艦爆と艦攻、そして爆装した艦戦で米艦隊を蹂躙するんだが、撃ち漏らしが出るとlこっちに被害が出る。時には一部隊が全滅ってパターンも」 |
|
「窮鼠猫を噛むってネ」 |
|
「手負いの獣は危険ですわ」 |
|
「アッキーの性格だと、たとえゲームオーバーにならなくとも、一部隊たりとも全滅させたくないんでしょ?」 |
|
「うん、SLG(シミュレーションゲーム)は必ずそうやってる。だって失いたくないし。失われないで、レベルダウンとかのペナルティで済む場合でも、全滅は絶対避ける」 |
|
「性格が出ていますわね」 |
|
「んで、撃ち漏らしが行動済みの艦戦・艦爆・艦攻を攻撃すると、部隊が全滅するって状況になると、晴嵐の出番だ!」 |
|
「あ、そういうこと」 |
|
「そ、米艦隊に付かず離れず一定の距離を保っていた伊四〇〇型潜×3から、晴嵐が出撃し、撃ち漏らしを叩いてそのターンを凌ぎ、次のターンで帰還してダメージを回復する……と、こういう運用をしていた。勿論、伊四〇〇型自体も、場合によっては攻撃に参加するぞ」 |
|
「伏兵として使っていたのですわね」 |
|
「そういうことだな。ただクリアするだけなら、ほとんど潜水艦と航空戦力を大量投入するだけでOKだけど、やっぱ戦艦とかも使いたいから、程ほどにして戦艦や巡洋艦、駆逐艦も常に艦隊に組み込んでた。航空戦力の被害を抑えたくて、戦艦で対地攻撃とかやってたな」 |
|
「そういうのって、いろんな遊び方が出来るよネ」 |
|
「ああ、特に俺はSLGが好きだからな。戦闘国家では敵をわざと生殺しにして、敵拠点に突入させた巡洋艦・駆逐艦に艦砲射撃させて、経験値稼ぎをやったりな」 |
|
「……またやってみては?」 |
|
「そうだな、話してたらやりたくなってきた」 |
|
「創作意欲を充填するには、それに関係する事やらないとネ」 |
|
「無気力解消するかも?」 |
|
「自分から動かないとネェ?」 |
|
「わ、わかってるよ」 |
|
「本当にぃ?」 |
|
「う……」 |
|