第1434回「海袮『雨乞いの生贄はコイツで』 志乃『はぁ!?』」
2012/09/10(月)

あー! クソ暑いなぁもう! どうなってんだ日本ここは!」
「おーう、地方によるけどな。関東は水不足だって話だぜぇー?」
「マジかよそりゃ笑えねぇな」
「明日から取水制限だって」
「ここは一つ、気象兵器で雨を降らせようぜ
あるわけないだろ。そもそも条約で禁止されてる」
「冗談だよ☆」
「しかし今何月だよ?」
「9月だな」
「暑すぎだろ! そりゃ利根川水系もたまらん!
「特に204,300,000立方メートルの総貯水量を誇り、115,500,000立方メートルの夏期/常時制限水位を設定している、利根川水系最大級の矢木沢ダムがヤバイ。貯水量僅か6%、6,803,000立方メートルしかない」
「ニュースで見たぜ、あれはヤバイ」
「利根川水系を使ってる1都5県に影響がでるな……ほかの水源のを廻すらしいけど」
「この調子だと、それもいつまで持つか」
「こう暑いとなぁ」
雨乞いでもするか?」
雨乞いより気象兵器のほうが確実だろ」
「だからそんなものはない!」
「人工降雨はできるだろぉー? アメリカがナム戦でやったらしいな。効果の程は定かじゃないので、どうなのか知らないけどな。今は気象兵器禁止の条約に調印しているけど、それでも軍部では提案が出てくるってな」
「ある程度発達した雨雲がなければ出来なくて、そのほかにも条件があるらしいね。慈善目的ならやっていいから、日本でも研究が行われているそうだけど、その雲すらないんじゃないのか? まだ実用レベルじゃないんだろ」
「いやいや、実はもっと強力で雲ひとつない空でも雨雲を発生させる装置がですね」
天災陰謀論って?」
「まぁその話はどうでもいいや」
「おい、つまんねぇな」
そんな凄いもん装備してるなら干ばつで喘ぐなよって話。天災が陰謀なら、誰にも知られずに実行できる筈だ」
「ああ、アメリカは現在干ばつ中だってな」
「勘ぐって見れば、条約違反だから存在を確実に隠す為にわざと使っていない、と言ったりもできるけど」
「いいじゃねぇか、陰謀論って面白いだろ?」
「そりゃ面白いけど。なんかアメリカならやりそうだし。あとお前のトコな?」
「あっはっはっ」
「だけど都合の悪い事を誰か・何かに押し付けたりも出来るという側面も、忘れちゃいけないよ☆」
「おっとそれは禁句だぜぇー?」
「陰謀論全てがそうとも言えないが、そうとも言えるモノも確かに存在する」
「ま、情報はちゃんと咀嚼そしゃくしろって事だな」
「よーく噛んで味わわないとな、腹壊すぜ」

志乃(F-1)
注射と粉薬とアカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。チビって言うなぁ!
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る、都内某所に入り浸り!? (実用的な)筋肉フェチらしい。
ミラ(MIRAGE 2000C)
猫被りだが、最近は地のほうがよく出てる。もう猫被る意味なくね? なくね??





第1433回へ  第1435回へ

戻る
トップ