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「今日は補助犬の日ですよ」 |
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「何それ」 |
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「2002年10月1日、身体障害者補助犬法が施行された事に由来します」 |
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「なるほど」 |
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「10月1日って、やたら日本の記念日多いよな」 |
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「そうだね、集中してるよね」 |
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「こだわりがあるのでは？」 |
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「たまたまだろ」 |
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「補助犬、海袮さんにはなれそうにはありませんねぇ（ふぅ↓」 |
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「私にだってそれくらい出来るしっ！！」 |
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「お前には無理だろ」 |
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「出来るよ！」 |
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「自分本位で動きそうですね」 |
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「ちゃんとサポートするよ！」 |
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「そうかぁ？ 絶対無理だと思うんだけどなぁ」 |
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「まず落ち着きがないですし」 |
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「常に自分の行きたい方向に行きそうですし」 |
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「突然ほかの犬と喧嘩を始めたりしそう」 |
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「おいおい、あんた達この海袮さんをなんだと思ってんの！？」 |
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「言わせるのか？」 |
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「言わなくていいです」 |
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「そんなに補助犬になりたいのなら、今からビシバシとトレーニングしますか？」 |
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「いいですね、ビシバシと行きましょうか」 |
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「そうだな、ビシバシ鍛えてやるぞ？」 |
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「遠慮しますぅ」 |
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「なんでだよ、補助犬になりたいんだろ？」 |
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「だれもそんな事言ってないし！」 |
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「そうなのか？」 |
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「私って猟犬だし〜対潜哨戒的な意味で」 |
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「言う事聞かない猟犬って駄目だろ」 |
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「駄目ですね」 |
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「駄犬ですね」 |
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「ちょ、ちゃんと言う事聞くしっ！ 撃沈許可出してくれればすぐに撃沈だしっ！！」 |
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「許可出さなくてもやりにいくだろお前は」 |
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「ソ、ソノブイ投下するだけだよっ！」 |
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「それも駄目です」 |
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「勝手にやったら駄目ですよね」 |
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「やはり駄け──」 |
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「言わせるかぁ！」 |
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「うるさいぞ駄犬」 |
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「駄犬って言うなー！」 |
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「言わせているのは貴女ですよ」 |
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「え？ マジで？」 |
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「マジで」 |
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