第1668回「やはりなったか!」
2013/05/02(木)

「ぐぬぬぬぬぬぬ……」
「どうしたの? 顔青いよ?」
二日酔いか」
「ああ〜、やっぱなったの?」
「うぐぐ……認めたくないがそうらしい。凄く頭痛い。だけどヤバイレベルでは酔ってなかった筈だが……ちゃんと記憶もあるし、正常だったろ?」
「あんたはお酒飲んでも飲まなくても、全然変わらないからネ」
普段から酔っ払っているようなもんじゃからの」
「ぐぬぬ……否定できない……それ言われた事あるし。俺は危険レベルになる前に寝落ちするタチだしなぁ」
「まぁ人によりけりなんじゃないの」
「二日酔いとは、アルコールの摂取量が、肝臓の処理能力を超えてしまった場合になるものじゃからの。現状を二日酔いとするのかどうかは判らぬが、秋元殿の場合は、頭痛になりやすいのじゃろ」
「ああ、もともと頭痛になりやすいからな。そのせいかもな」
「しかしそれ程飲んだのかの?」
「う〜ん、そんなでもない筈なんだが……あ!
「何?」
「そういや忘れてた、クールダウンを忘れてた!
「どういう事?」
「俺は呑み終りが近付くと、ソフトドリンクでクールダウンするんだが、忘れてた」
「ふむ、確かに二日酔い予防には、水を多く摂る事が良いそうじゃが」
「すっかり忘れていたぜ」
「ありゃりゃ、そりゃやっちまったネ」
「うぅむ、明日には治って欲しいな。なにしろ6時半出勤の実験日だからな」
「え? 6時半出勤になるの?」
「今までは7時半じゃったな」
「まだ実験段階だが、確定すればそうなる」
「販売系にしては早くない?」
「効率化の面でな、必要なんだ。俺は元々5時半に起きて、6時半には会社に着いてたからな。別に何も変わらん」
「1時間も会社で何を?」
「ボケッとしてた」
「あんたらしいわ」
「だろぉ? で、まぁ6時半出勤になると、定時が15時半になるんだな。上手くすれば、日がまだある内に帰る事が出来る! そうすりゃ今まではかどらなかった更新が、はかどるってもんよ!」
「そうだといいんだけどネェ〜」

リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
ガーベラ(Su-37jkE)
翼の姉妹達の仲ではお姉さん役。妨害電波でみんなを守る。待て、毒電波ではないぞ!
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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