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「同志秋元、なんで同志はプラモを放置するんだ?」 |
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「お答えしよう同志クリスティーナ。それはな……」 |
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「それは?」 |
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「…………」 |
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(どうせ面倒だからとか言うんだろ) |
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「机が本に占領されてて作業スペースがないからだ!!」 |
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「え? 意外! 意外だけどやっぱアホだー!」 |
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「あ、あのぅ……本に占領されているという、意味が解らないのですが」 |
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「本が増える→本棚に入らない→そうだ、机に置いておこう」 |
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「どんだけ」 |
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「いやほんと、フランカー関連の本がめっちゃ増えてんだよね。そりゃもうデビュー当時本から最新のまで。あと洋書。読めないよ、特にフランス語とかポーランド語とか」 |
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「アホか」 |
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「ばっかやろ、写真や図解だけでも楽しめんだよ!」 |
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「流石にポーランド語まではきついですね……」 |
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「英語は辞書引きながら何とか……だけど、普通に読めるようになれば楽だろうなぁ。あとロシア語」 |
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「いやその前にその机何とかしろよ」 |
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「そうですね、まずはそこから」 |
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「うぅむ……キャスター付きの本棚作るか、移動できるようにすれば邪魔にならんだろ」 |
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「物増やしすぎなんだよ」 |
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「分かっちゃいるけど俺の物欲が言う事を聞かないんだ!!」 |
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(駄目人間) |
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(駄目人間) |
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「なんだその目は」 |
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「別にぃー」 |
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「あ〜、レンタルボックスとか借りるかなぁー」 |
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(本末転倒じゃね?) |
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(本末転倒では?) |
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「なんだ? なんか言いたそうだな?」 |
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「いや同志よ、増やす方向じゃなくて減らす方向で考えられないのか?」 |
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「なんで減らす必要がある?」 |
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(駄目だコイツ) |
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(この人駄目な人です) |
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「おお? なんだ?」 |
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