第1759回「チャンチャンバラバラ」
2013/08/01(木)

「あぁ!(カーンッ」 ←木を相手に、木刀で打ち込んでいる
「おや?」
「……!(カンッ) ……!(カンッ)」
「ふむ」
「セェェイ!(カァァァンッ)」
「こんにちは、志乃。打ち込みですか?」
「ふぅ──……ああ、ルーヤか。悪いが今忙しいんだ、アカに構っている暇はない」
「ふむ……(スラァァ」 ←剣を抜いた
「……!(カンッ) ……!(カンッ)」
「そうですか?(ダッシュ」 ←一気に斬りつけた
「!?(キィン」 ←咄嗟に真剣を抜いて受け止め、木刀で支えた
「ふふ……」
「なんの真似だ」
「貴女は今、攻撃を受けました。真剣を抜いて戦う権利が生まれましたね?」
「成る程、正当防衛か。それならなんら問題はないな」 ←木刀を放ってもう一刀を抜刀
「二刀流って、一刀の打撃力は落ちるそうですね?(じりじり」
「当然だ、方手持ちだからな。通常ならそれを補う強力な筋肉がいる。だが、私には変な力がある(じりじり」
「確かに(じりじり」
「行くぞ──」
「いよぉー、またチャンバラやってんの?」
「…………気の抜けるような言葉を使わないでください」
「まったくだ」
「なんでチャンバラって言うの?」
「知るか、あとにしろ」
「これだから同志クリスは」
「チャンチャンバラバラ」
「五月蝿いなぁ……」
「あっち行ってください(シッシッ」
「剣で斬り合う音・様子を擬音にしたのが、ちゃんちゃん・ばらばらで、それを略したのがチャンバラなんだってね」
「知ってるなら言うな、あっち行け」
「邪魔ですから」
「ちぇっ、つまんないの。海袮の所にでも行くかぁ」
「そうしろそうしろ。……さて、邪魔が入ったが」
「ええ、では文字通りの真剣勝負です!」
「まぁ、もう容量無いけどな(ぼそっ」
「いざ!」

志乃(F-1)
注射と粉薬とアカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。チビって言うなぁ!
ルーヤ(Su-24)
日々剣技に磨きをかけているが、未だにA-50がやってこない。ナイチチ同盟は不滅!
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る、都内某所に入り浸り!? (実用的な)筋肉フェチらしい。





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