第1830回「海袮『馬がウマい!!』 志乃『わかったわかった』」
2013/10/11(金)

「──あ」
「どうかしましたか?」
「何? どうしたの?」
「そう言えば、もうそろそろ新・航空ガールの誕生とならなければならない次期、かなって」
「ああ〜、そうね。来年は午年だから」
「午年の航空ガールが居ないのね?」
「居ませんね」
「どうするんでしょうか?」
「馬って言うと……An-2とか」
「NATOコードネーム・コルト、子馬ですね」
「それ以外なさそうなんだけど」
「いっそペガサスエンジンを精神体化で」
「それって航空ガールですか?」
「コレットちゃんは──」
「単体で飛ぶからいいんじゃないの?」
「……いいのね」
「因みにAn-2ですと、航空ガール初の複葉機となりますね」
「ペガサスエンジンなら、航空ガール初のエンジンキャラとなりますよ?」
「せめて単体で飛べるものにしてください」
「エンジンだけじゃぁね」
「そうですか、残念です」
「でもなんだかAn-2はパッとしないというか」
「何を言いますか、輸送任務は勿論、落下傘部隊運搬の任にも就いていたというのに」
「まぁそうね」
「それかあれですね、またでっち上げるか。リーマーのように」
「ああ、でっち上げちゃうのね」
「あのさぁ」
「わっ、居たの?」
「びっくりした」
「いやほら偵察機だしね」
「それは納得です」
「で、午年の話なんだけど」
「はい」
「なんでP-51忘れてんの?」
「え?」
「あ──」
「え?」
「…………あ、マスタングは馬の品種名でしたね」
「成る程」
「そ。スペイン人が北アメリカ大陸・プレーリー地帯に持ち込んだ小型馬が、野生化したものの事なんだってさ」
「マスタングを航空ガール化するなら、いよいよ大日本帝国軍機が欲しいわね」
「あー、そうだろうね。ナチス・ドイツ軍機も来た事だし」
「そうなるとあれですか、勿論──」
晴嵐でしょうね」
「ここは零戦なのでは?」
「いえ何しろ秋元中尉の趣味ですから」
「それはそうですけどね」

ルナ(Su-37jk)
割と積極的に行動するタイプで、マスターである鎌土に対しては特に積極的。趣味は読書。
カタリーナ(Su-37jk)
とにかく強気で世話好き、気楽な性格だが楽観的ではない。間違いなくカカァ天下。
御巳子(F-2M)
剣術と水泳が得意な蛇娘。セグロウミヘビだけど、気性は荒くない。
ルーヤ(Su-24)
日々剣技に磨きをかけているが、未だにA-50がやってこない。ナイチチ同盟は不滅!
レン(SR-71A)
割とだいたいツンツンしてる。翼がでかくて邪魔なので、普段は縮めて動きやすく!





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