第1857回「何で不必要に眠くなるのか眠りたくないのに」
2013/11/07(木)

「………………」
「………………」
「ふぅー……」
「はぁー……」
「お茶が美味しいですわ」
「本当ねー、緑茶っていいわねー」
「このお茶菓子も、美味しいですわ」
「そう言えば、昼間にまた大騒ぎしてたわねー。今度はどうしたのかしらー?」
「ああ、秋元さんがまた昼まで寝落ちしていたのですわ」
「あらー、またなのねー」
「そう、またですわ(くいっ」 ←お茶を飲んだ 
「仕様の無い人ねー」
「小腹へったー」
「お茶菓子食べていいわよー」
「やった!」
「あ、全部は駄目」
「うっ、分かってるよ」
「あ、そう言えば昼間の──」
「これ?(スッ」
「そうそうそれですわ」
「飴かしら?」
「ふふふ……海袮さん特製の飴だよ、食べてみる?」
「おやめなさいな」
「何か特殊な飴なのかしらー?」
「なんでも、コーヒーを大量に煮詰めて作った飴だとか」
「市販のカフェイン飴より強力だよー」
「うわぁ、食べたら気絶しそう」
「中尉に食べさせたけど」
「えっ」
「悶絶してたね!」
「すぐに復活していましたけれども」
「そういう危険な物は、作っちゃ駄目よぅ」
「でもほらこれ、お仕置き用だし」
「そうですわね……秋元さんには、きつぅ〜いお仕置きが必要ですわ。遅刻魔にサボり魔、不名誉なあだ名の追加は確定ですの」
「でもほら避けられちゃうし、なら食べ物でってね」
「だけど二度目は通用しないんじゃないかしらー?」
「大丈夫大丈夫、すぐに忘れるって!」
「何かに混ぜればいいのですわ」
「あららー、怖い怖い」

もみじ(JE-1)
躑躅隊・翼の姉妹達の頭脳、まさにセントラル。怒らせないように! 絶対にだ!
粉雪(E-767)
私的な自分と公的な自分を分けている。メガネをかけるとシャキッとして、公的な自分に。
海袮(P-3C)
撃沈したぁぁぁぁい! 油断するとすぐに駄洒落が飛び出す。駄犬とか言うな!





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