第1938回「山菜だよ! 山菜! 魚じゃないからね!?」
2014/01/27(月)

「あ〜お腹すいた! 今日のご飯何ー?」
「いいからさっさと座れよ」
「まったく、落ち着きのないワンちゃんだこと」
「ご飯の時間になれば興奮するもんだよ」
「いいからそのブンブン振ってる尻尾をなんとかしろ! 当ってウザい!
「無理(パタパタパタパタパタ」
「できたわよー」
「来た!!」
「立ち上がるな! 尻尾を振るな!! 顔に当ってウザい!!(ぺしぺしぺしぺし」
「何!? ごはん何!?」
てんぷらよー(コトッ」
「おお! サツマイモに、ナスに、いんげん──
「うげ!? いんげん!?」 ←いんげん嫌い
「カボチャにウドに、お! これはタラの芽! これ美味しいんだよね!」
「スーパーで売ってたから買ってきたのよー。栽培物だから、天然物よりは味が落ちるけど」
「問題なしなし! 早く食べよう!」
「海袮は塩か?」
「塩!」
「ほら。伊理奈はめんつゆ、ほら」
「はい、ありがとう」
「で、私は醤油」
「いっただっきまーっす!(ひょいっひょいっ」
「あ! 一気に食うなよ!?」
「全部食べてはいけません!」
「大丈夫よぅ、ちゃんと沢山あるから。足りなかったら追加で揚げるわよー」
「さっすが粉雪!(ひょいっひょいっ」
「それにしても落ち着いて食べろよな」
「野生動物は落ち着いてなんて食べない!!」
「海袮さん、思いっきり飼い犬じゃないですか」
「ふぁんのふぉふぉふぁや」 なんの事やら
「てんぷら咥えながら喋るな」
「はふっ、あつっ」
「ちゃんと冷ましてから食べろよ」
「ツッコミばっかりしてると、志乃の分なくなっちゃうよ?」
「うわっ、ふざけるな!」
「まだ沢山あるってばー」

志乃(F-1)
注射と粉薬とアカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。チビって言うなぁ!
伊理奈(F-2A)
志乃と大の仲良しで、志乃を弄るのがとにかく好き。アカとか別にどうでもいいらしい。
粉雪(E-767)
私的な自分と公的な自分を分けている。メガネをかけるとシャキッとして、公的な自分に。
海袮(P-3C)
撃沈したぁぁぁぁい! 油断するとすぐに駄洒落が飛び出す。駄犬とか言うな!





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