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「もみじっもみじっ」 |
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「あら、なんですの?」 |
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「Web拍手にこんなお便りが来てるよ」 |
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>http://labaq.com/archives/51818281.html もみじさん、中尉に逃げられないようにこの様に分身すれば良いのでは?(笑)
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「分身の術、会得してんだネ」 |
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「していませんわ」 |
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「なんで?」 |
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「なんでって、忍者じゃありませんもの」 |
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「それじゃ逃げられちゃうジャン!」 |
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「それなら召喚ですわ」 |
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「え、何を?」 |
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「ウサギ」 |
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「…………できんの?」 |
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「さぁ? 変な力を使えば出来るんじゃありませんの?」 |
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「いや、やった事ないし」 |
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「想像して御覧なさい、沢山召喚されるウサギたちっ、ああっ、可愛い!」 |
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「いやあんた、URL先の動画見たでしょ? あの量に追われたらちょっと怖くない?」 |
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「全然っ」 |
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「え、そう?」 |
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「そう」 |
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「じゃあアッキーにも効果ないカナ」 |
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「ないと思われますわ」 |
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「そんならやっぱ、もみじが分身の術使うしかないんじゃないの?」 |
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「会得していませんわ」 |
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「変な力でなんとかしてよ」 |
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「無理ですわ」 |
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「そこをなんとかするのが、変な力でしょ?」 |
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「なら、貴女がやればいいんじゃありませんか?」 |
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「あたしがやってもなぁ、もみじ程の恐怖を与えられないし」 |
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「へぇ……」 |
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「う、うわっ、冗談!」 |
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「まったく、わたくしがいつ恐怖を与える存在になったと?」 |
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(事あるごとに恐怖を与えてるジャン) |
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「へぇ……」 |
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「え!? いや、まだ何も言ってないし!!」 |
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「まだ……?」 |
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「うわヤブヘビ!?」 |
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「あらあら……ほほほ……」 |
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「どぅどぅ、抑えて抑えて」 |
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「そういうのはスカーレットさんにおやりなさい、わたくしはウサギですわ」 |
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「じゃ、じゃあ、えーと……えいっ」 ←もみじのウサ耳をにぎにぎした |
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「きゃっ!?」 |
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「へっへっへぇ、あんたの弱点は知れてるんだからネ♪」 |
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「お、おやめになって!!」 |
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「やっだよ〜ん♪」 |
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