第1994回「太陽エネルギーが足りなんだ!」
2014/03/24(月)

「そう言えば……」
「何?」
「最近、日の光をさっぱり浴びてないなぁ」
「室内の仕事だからネ」
「一週間の内の日照時間の殆どが、仕事で潰れているからな」
「その上」
「休日は寝落ち」
「そりゃもう光合成もできないよってネ」
「……もっと日の光を、浴びるべきなのでは?」
「あー、そうだよなぁ。日の光を浴びないのって、健康に良くないらしいしな。もしかしたら、それでいっつもだるいのかも知れんし、可能性をとにかく潰していかないと……俺の無気力は治らん」
「俺の無気力は治らんって、自分で言っちゃうー?」
「とは言え、実際何をやっても治らず、治ったと思ったらすぐ再発……原因究明・排除には至っていませんわ」
「まぁそうだけどネ」
「これはあれだな、呪いだ!!」
「そういうのをネ、責任転嫁って言います」
「ですよねー」
「で、何か始めていますの?」
「昨日今日って、昼休憩の時に外に出るようにした。車で休憩だな。しかし夏はどうしようかと……」
「エアコンつければ?」
「ガソリン勿体無いだろ」
「その割には、高回転使ってるみたいだけど?」
「走るの以外で使うの勿体無いだろ」
「そーですかい」
「そうだ。だいたい、エアコンは使わん! 何しろ軽だからな、パワーダウンが激しくて嫌過ぎる! 夏は窓全開上等だ! わはは!」
「ハイハイ、わかったわかった」
「その無駄な気力を、是非ともこちらへ回して欲しいですわ」
「ネー?」
「こ、今度こそ!!」
「うんうん、誰も期待してないけど、まぁがんばってよ」
「ぐぬぬ……!」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
もみじ(JE-1)
躑躅隊・翼の姉妹達の頭脳、まさにセントラル。怒らせないように! 絶対にだ!
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





第1993回へ  第1995回へ

戻る
トップ