第202回「悲鳴をあげやがれ──うわぁぁぁやめろぉぉぉ」
2009/04/27

「ネェネェ、 黄色い悲鳴 ってあるジャン。あれ、黄色じゃないとダメなの? 例えばサ、赤い悲鳴とかサ」
「あ、赤い悲鳴とな? なんだか断末魔のようじゃのう」
死に際ですねぇ〜、怖いですぅ〜」
「そうカナ。んじゃ、青い悲鳴
「それこそまさしく悲鳴じゃろうて」
「青ざめてますよねぇ〜」
「うむ、青ざめておるな」
「んま、青ってそんな感じだよネ。じゃあサじゃあサ、黒い悲鳴とかどうよ」
罠の臭いがするぞ。助けに行ったら実は罠で、金品を巻き上げられたり
「ありそうですねぇ〜、怖いですぅ〜」
白い悲鳴 つったらサ、中身なさそうだよネ。緑の悲鳴じゃよく解んないし。紫の悲鳴だとなんかえぐいよネ?」
「結局、黄色が一番だという事じゃろうて。女性の歓喜を表すにはのう」
「声にも色があると言いますぅ〜」
「声色とも言うのう。ちと違うか?」
「さあネ。んで、黄色い悲鳴ってのは具体的になんなのよ」
『キャー』とか『ステキー』とかではないのかの」
『キャー』とか『ステキー』の声色は、ガーベラには似合わないネ」
「余計なお世話じゃ」
「あいぃ〜。でもでもぉ、赤い悲鳴ってなんだかいいですねぇ〜」
「なんだかいいって──あ、メルカヴァ……(ちらりっ」
「んふふふふ……」
「あーっはっはっはっはっ、赤い悲鳴をあげなさぁい!」
ズジャララララララララララッ
「あーらら……」
「決め台詞が出来たのう」
「そんなもんかネ。レオナが言うと洒落にならないよ

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
ガーベラ(Su-37jkE)
翼の姉妹達から、姉のように慕われている。レオナを溺愛。
レオナ(Su-34jk)
おっとりとした女の子だが、攻撃になると性格が攻撃的に変わる。





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