第242回「西にいきたまへ」
2009/06/06

「242……242……にしに?
「西に!?」
「解ったっス! モスクワから見て西……ドイツかフランス辺りを爆撃せよって事っス!」
「な、なんだってーっ」
「ドイツはイズベルガ先輩しか居ないから、フランスへ行くっス」
「よっしゃぁ! やっちゃおう、やっちゃおう。早速出発だー」


「おおぉ〜い、なんか珍しいのが攻めてきたぞ」
「あら本当」
恨みは無いような有るような気がしますけど第242回なのがいけないっス。だから核落とすっス!」
「唐突過ぎて意味わかんねぇぞ!?」
「いいからいいから、たまには爆撃されてみようよ」
「ふざけた事を……そんなに細切れになりたいのかしら?
「無謀だなお前ら、どういう組み合わせかよーく見てみろって」
「え……?」
「ええとっ、クリス先輩(爆撃機)私(爆撃機)ミラ先輩(戦闘機)マリエル先輩(戦闘機)っスね」
「なんだ、余裕じゃん」
「馬鹿?」
「ってしまったー! 勢いで飛び出してきたから、こいつら戦闘機だって事忘れてた!」
「やばいっス! 一大事っス!」
「やるなら構わないぜ? ただ、負ける要素がないけどな」
「美しいオブジェに、なる?」
「き、切り裂かれるのも試して──」
「ばーか言ってんじゃないよ(バシッ←炎尾で殴った」
「ひゃんっ」
「さあ逃げろー、それ逃げろー」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
テレンティア(M-4)
厚意で核爆弾をプレゼント。語尾に「っス」を付ける。
マリエル(RAFALE M)
華麗を好み、華麗に切り裂く、切り裂き魔。
ミラ(MIRAGE 2000C)
幻影魔法を使う猫被りな魔女っ娘。地は男言葉。





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