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「ん……なんだここは。…………空気が違う」 |
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「あ……!」 |
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「む?」 |
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「く、く、空母!! 空母だー! GSに続いて空母が来やがったぁー!」 |
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「騒がしい奴め、何者だ」 |
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「空母は消毒だぁー(ばしゅっ」 |
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「ん、キッチンASM? そうか(しゅぱっ、しゅぱっ、しゅぱっ」 |
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「ゲェー!! 迎撃された!」 |
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「どうやらここは、航空機が精神体として活動している空間のようだな。確か、GSがそのような事を言っていたが……まぁいい、そこのお前(ガシャっ ←ミサイルやら(CIWSの)ガトリングやらを向けた」 |
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「え、は、はいぃー!(ビクッ」 |
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「お前はロシア機だな。ロシアは我が国と同盟を組んでいるが……同志に攻撃を仕掛けるとはどういう了見だ?」 |
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「えぇと、私らと日本は別に同志でもなんでもないからでーす!」 |
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「了解した、お前は『こちらの世界の者』ではないな。
では、死ね」 |
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「ひぃぃぃぃぃ(逃」 |
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「……ふん、航空機の領域か。居心地は良くはないな。そう言えば、私の艦載機が居るとGSは言っていたが──」 |
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「あれ、見た事ない人」 |
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「本当だ」 |
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「ん、何処かで見たな……」 |
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「そこのあなた、新しい航空ガールですか?」 |
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「航空ガール? なんだそれは……」 |
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「ていうか艦船のオーラがでてるんですけど」 |
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「あ、ほんとだ」 |
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「…………あ、おお、そうかそうか。思い出した、ルナとカタリーナだ。なるほどなるほど。艦内一のバカップルと、カカァ天下の二人だ」 |
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「……え?」 |
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「こうしてみると、やはりちっこいな、ルナ。カタリーナの髪型は、なんて呼べばいいんだ? ほかにも色々話したいぞ──お?」 ←身体が薄れていく |
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「ねぇ、ルナ、この人もしかして」 |
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「どうやら元の世界に戻されるようだな、残念だ。また逢えたら、ゆっくりと話そう──」 |
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「消えちゃった。……私達の事をよく知っているようだったけど、もしかして」 |
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「うん、多分、雛菊よあれ。そうよ、GSだって精神体になっているんだから、雛菊がなってたっておかしくないわ」 |
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「そうかー。ちゃんとお話したかったなぁ」 |
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