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「ん……また来てしまったなぁ。まぁいい、一応海があるのが救いか。とりあえず……」 |
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「海があるなら、こっちの姿のほうがいい。図体がでかくて好きではないけど」 |
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「サラニ、改修でケツデカにナッタしな」 |
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「うむぅ……艦砲などの増設により、艦尾に大きなスポンソンが出来てしまったからな──と、お前、何故ここに居る?」 |
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「お前ト一緒ニ飛ばさレタ」 |
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「ふん、そうか。それは何か? 決着をつけろと?」 |
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「構ワナイ、やる気ナラいつでもイイワ」 |
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「そうか、では死ね(ガシャッ」 |
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「返リ討チだ(パタパタッ」 |
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「ああ……なんか疲れたにゃ」 |
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「マテ、誰か来ル」 |
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「む?」 |
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「眠いにゃ、眠いにゃ……寝たいけど陸地がないにゃ。空母、空母とかいにゃいかにゃ」 |
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「ん〜?」 |
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「にゃー! 丁度いいところに空母が居るにゃ! 降りるにゃ、着艦にゃ、寝るにゃ♪ 折角だから機体化するにゃ」 |
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「ドウヤラ、F-14の精神体ノようダな」 |
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「着艦する気か? ……まぁいいか」 |
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「にゃ〜♪ 第3ワイヤーに見事ヒット。ミオの腕は衰えてないにゃ〜(精神体化」 |
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「……艦上のお前。勝手に着艦してきたが、飛行甲板の日の丸が見えなかったのか?」 |
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「にゃ!? 喋った……ああ! 存在しない存在じゃにゃかったにゃね? うぅ〜ん、という事は、みんなが言ってた別の世界の精神体にゃ?」 |
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「そうダ。私は無人ミサイルコルベットのGS、お前ハ?」 |
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「F-14Aのミオにゃ」 |
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「私は攻撃型空母雛菊だ。しかしA型を乗せるとは……我が軍のF−14D−CCVならあるが」 |
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「4機保有スル、アグレッサー機だったナ」 |
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「にゃ、そんな事よりミオは眠いのにゃ。30分でいいから寝させてにゃ」 |
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「……別にいいが、いつ元の世界へ戻されるか分からないぞ?」 |
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「その時ハ起こシテやる」 |
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「にゃ、寝るにゃ♪」 |
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「分かった。では、簡易格納庫へ入るがいい。作業員用の、簡易ベッドがある」 |
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「ありがとにゃ♪」 |
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「…………子供ニハ優しいナ?」 |
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「粉々になりたいようだな」 |
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