「前からずっと気になってたんだケド」
	「なんだよ」
	「その帽子の目って、本物カ？」
	「んなわけねぇだろ」
	「じゃあ何ヨ」
	「装飾だ、装飾！　魔術師っぽいだろ？」
	「定番かなー？」
	「王道ではあると思うよ☆」
	「ていうかその喋り方、コロコロ変えるのやめてほしいヨ。面倒くさい」
	「うるせぇ☆」
	「混ぜちゃ駄目よー」
	「余計に混沌とするネ」
	「なんだって？」
	「混ぜると余計に面倒だって言ってるのヨ」
	「なぁんだってぇ？（ギョロッ」
	「あー！　今動いた、帽子の目が動いた！　ワタシ見たヨ、動いたヨ！」
	「なんのことかな☆」
	「もしかして、やっぱり本物？」
	「ワタシニホンゴワカリマセン」
	「本物ヨ、本物！　恐ろしい事ネ、信じられない！」
	「だから本物じゃねぇっての。まぁ偽物でもないが──おっと、スマイル☆」
	「ごまかすナ！」
	「うーん、本物でも偽物でもないという事は……どういう事ー？」
	「謎は謎のままのほうがいいんだよ☆」
	「やっぱ本物ネ！」
	「ちげぇって言ってんだろ（バシッ」
	「ひゃんっ」

	ミラ（MIRAGE 2000C） 幻影魔法を使う猫被りな魔女っ娘。地は男言葉。
	妹月（殲撃10型） いつも自衛隊機のテリトリーに遊びに行くが、すぐさま追い返される。
	粉雪（E-767） いつもほんわかしてるが、メガネをかけるとシャキッとする。