第283回「頭脳はそのまま、子供に戻りたい」
2009/07/17

「今日、ふらりとスーパーに入ったんだけど、ウナギが強調されていたわね。丑の日が近いわ」
「そうですね、今年は19日が丑の日だったかと」
「ウナギ料理を出したら、マスターは喜んでくれるかしら? 彼、こういうの興味なさそうだし、気付いてくれないかも」
「きっと喜んでくれますよ。気付いてくれなかったら、さり気無く教えてあげればいいのです」
「そうね」
「……うちの子達にも、食べさせてあげようかしら。なんだかんだで、頑張ってくれてはいるし」
「それがいいと思うわ」
小骨が〜とか、言いそうな子が居ますけどね」
「ずいっ)言いそう、ではなく、確実に言います、司令」
「あら、居たの」
「はい。志乃の事なら何でも知っています、確実に言いますよ」
「まったく、仕様のない子ですね」
「12歳っていう設定年齢だから?」
「私も12歳ですが」
「12歳というのは、見た目か精神年齢ですね。志乃の場合は両方12歳くらい
正確な年齢なんかないものね、私達」
「そもそも精神体ですから」
「機体年齢で言ったら、凄い事になってしまうし」
実年齢で言うと凄い事になるのが、私達MCね」
「実年齢とは、覚醒してからの経過時間ですか?」
「そう。それで計算すると、私は約3歳、ルナは約0歳ね」
「うぅん、やはり我々には年齢など意味を成さない事柄ですね」
「いえ、設定上は意味があるかと。設定上は」
「見た目は子供、頭脳は大人──」
「はいそこまで」
「見た目は子供、でも実年齢は300歳」
「フィクションに年齢を問うのは無意味ね、実際問題として」

(Su-37jk)
一途で尽くすタイプなお姉さん。いろいろ大変だったらしい。
粉雪(E-767)
いつもほんわかしてるが、メガネをかけるとシャキッとする。
伊理奈(F-2A)
冷静な性格で、志乃と大の仲良し。アカは別にどうでもいいらしい。





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