第294回「俺のターン、ドロー! 俺は場に一枚カードを伏せ、投了だ」
2009/07/28

「霧が出てきたっスー」
「うぅ〜ん、ここんとこ雨ばっかりだったからね」
「前が見えないっスー」
「だいぶ濃いなぁ」
「うひひ……見えないから仕方ないッスよね!?(ガバッ
「ばっかじゃないの?(バシッ」
「きゃんっ」
「いくら濃霧とは言え、この距離なら見えるってーの!」
「うう……迂闊だったっス、こなればもっとダイレクトにやるべきっスね??」
「はぁ? モンスターでプレイヤーにダイレクトアタックって?
なんの事かさっぱり分かりませんが、こういうことっス!(ガバッ」
「結局同じじゃないかぁー!(バシッ」
「ひゃんっ」
「もっとさぁ、トラップカードとかマジックカードとか駆使してさぁ」
「だから何の事かさっぱり分からないっスー!」
「つまりあんたには工夫が足りないの、工夫が」
「く、工夫っスか……う〜ん……わかったっス! つまり怪しいステップで迫ればいいっスね!?(ガバッ
「あほかぁー!!(バシッ」
「ぎゃんっ」
「お前は全然分かってないのだぁー!」
「じゃあどうすればいいっスか!?」
「んなもん自分で考えろ!!」
「わかんないから聞いているっス!」
「ググレカスと言わざるを得ない!」
「検索したって出てこないっスー!」
ググレカスは分かるんだコイツ)じゃあやっぱり自分で考えろー!」
「酷いっス、それはないっス、教えて欲しいっス!」
「だぁー! そもそもガバッとさせる方法なんか教えるかぁー!(バシッ
「ひゃんっ」
「顔ぉ洗って出直してきな!」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
テレンティア(M-4)
厚意で核爆弾をプレゼント。語尾に「っス」を付ける。





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