第2114回「冷感グッズって霊感グッズと間違えそうじゃない?」
2014/07/22(火)

「ふぅ……あっつい、ですね……」
「夏だからねー」
「………………」
炎天下なのに、セラさんは涼しそうですね」
「しかも黒い服。半袖で日傘さしてはいるけど」
「何か秘密がありそうね」
「我らがとり憑いているからだ」
「霊気で冷やしているのよ」
「あー、それで」
「ちょっといいですか?」 ←セラの手を触った
「………………」
「あ、ひんやりしてますね」
「セラ自体も、体温が低いのよ」
「そして我らがとり憑く事によって、我らが出す霊気がセラを包み、冷やしている」
「意図的にね」
「防御膜による体温調節に、似ていますね」
「冷却のみ可能だがな」
「でも常時できる訳じゃないのよ」
「そうそう、魂魄とは言え疲れる(?)からな」
「疲れるの?」
「霊力が減るという事だ。そういう表現をしたほうが分かりやすいだろう? 霊力が減れば、セラの変な力を吸わなければならない、場合もある
「私たち、セラにとり憑いているから
「そうだ、そうしないといつ昇天してしまうか分からないし、いつ双方の隙間へ戻されるか分からないからな」
「…………35と49は……仲間……家族だから……」
「なるほどねー」
「霊力を使いすぎなければ、自然に回復する分で大丈夫だ」
「……皆さんも……やってみる……?」
「え?(汗」
「………………」
「や、やめときます。なんだか怖いし」
「だよね」
「精神体の癖に何を言っているんだ?」
「霊体と然して変わらないでしょ?」
「いやそういう問題じゃないんだよねー。コレットみたいにちっちゃくて可愛いくて無害な子ならいいけど」
「そ、そうですか(汗」
「無害な、は重要ね」
「それはそうだろうな」

セラフィナ(B-2)
爆弾コレクションが年々増えてゆく、心優しい無口系。気配がないから無言で後ろに立つな!
YB-35(YB-35)
男っぽい喋り方だが女の子。除霊は鉄拳制裁。セラフィナに取り憑いている。
YB-49(YB-49)
除霊は脅し系の交渉、気立てが強い女の子。セラフィナに取り憑いている。
(Su-37jk)
ファーストプロトタイプの精神生命体。訳あっていろいろ大変だった。一途で尽くすタイプ。
シンディ(F-86D)
コレットは私専用と言い張る、生粋のロリコン。おまわりさんこっちです!!
リル(SAAB35)
ドラゴンなだけに体術は強力だが、ちょっと気が弱いところがある。





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