第2298回「だって爆撃機だし! だし!! 爆撃機だし!!!」
2015/01/22(木)

「あ〜〜〜っ! 対艦ミサイル撃ちてぇなぁ〜〜〜〜っ!」
「はぁ? バカぁ?」
「バカとはなんだ、対艦ミサイル撃ちたいって感情がバカなのか?」
「おバカでしょ」
「おバカとはなんだ、私は対艦攻撃もやる爆撃機だ!!
「その衝動は爆撃機として仕方のないものとしても、見境なくやるのはやめてくださいね? ええ、海賊船とかなら問答無用で木っ端微塵にしても問題はないでしょう
「海賊船じゃぁなぁー、面白くねぇーよなぁー」
「おや、そうですか?」
「スーパータンカーを派手にふっ飛ばしたいよなぁ!」
「やめなさいよ!」
「なかなか沈まないだろうから、こう、何発もぶち込んでさ! 最高!!」
「天然ガス系なら、すぐにでも吹っ飛ぶかと思いますけど」
「おう! いいね!! 早速やろう!
「やめなさいって!」
「いいじゃん、存在しない存在は排除対象でしょ? 外の世界に帰すには、こっちで撃沈してやらないと!」
「そうは言いましても、そんなに都合よく──ああ、居ましたよ、また謎の空間の気まぐれですか」
「気まぐれで標的としてこっちに来ちゃうほうも、いい迷惑でしょ」
「まぁ人が乗っていても基本的にソレからは降りられないし、意識もなく記憶には残らず、尚且つ外の世界のソレと乗員などにはまったく影響がないそうですが」
「そうだけど」
「霊的なものならセラが送還できるけど、今の所こういうのはこの方法しかないし、仕方ないよ」
「仕方ないけどあれが呼ばれたの、あなたのせいでしょ?
「あっはっはっ、発射ぁ!(バシュゥゥゥゥゥゥゥ
「全弾発射ですか、大盤振る舞いですね」
「最大限の敬意さ!」

LNG
タンカー


 ドッゴォォォォォォォォン
「派手に飛びましたね」
「うん、ド派手だね」
「まったくもぅ」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る、都内某所に入り浸り!? (実用的な)筋肉フェチらしい。
ルーヤ(Su-24)
日々剣技に磨きをかけているが、未だにA-50がやってこない。ナイチチ同盟は不滅!
エルテア(MiG-21)
叩けば響く、デフォルトツンデレ。F-4が大嫌いだが、ナム戦の話をしなければOK。





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