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「ドーベルマンって犬種居るじゃん?」 |
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「ああ、あのトゲトゲが似合いそうな犬だな」 |
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「ミラが何を言っているのかよく分からないけど、とにかくドーベルマンね」 |
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「ちょっと怖いですよね」 |
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「ん、まぁそうね。我がドイツが原産の犬種だ。尖った耳と短い尻尾がそうさせるのだろうが、あれは子犬の時に切断・切除するからそうなるのであって、本来は長い垂れ耳と細長い尻尾を持つのよ」 |
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「うひぃっ、痛そう〜(サッ」 ←耳を両手で押さえて尻尾を丸めた |
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「断耳・断尾は主に見た目の為に行われるものなのですが、近年は切断させない飼い主も多いのだとか」 |
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「だろうな」 |
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「検索)へぇ、断耳・断尾しているのとしていないのとでは、随分と見た目が変わりますね。そのままの子は、ラブラドールレトリーバーみたい」 |
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「とても頭が良く飼い主に対し非常に従順ですが、家族以外の人間に懐きづらく、ほかの犬に対しても警戒心・縄張り意識が強い為、他者には攻撃的になりやすいそうです。躾けるにも初心者には向いていない、との事」 |
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「や、やっぱり怖いです〜(汗」 |
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「おい、そこのドラゴン娘」 |
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「それで、そのドーベルマンがどうかしたのかしら?」 |
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「メスなのにドーベルマンとかどうなのよ?」 |
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「聞いて損したわ」 |
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「なんで!? 深刻だよ!? オナベ(オカマの逆)なの!?」 |
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「おいおい」 |
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「ドイツのブリーダー、カール・フリードリヒ・ルイス・ドーベルマンが生み出した犬種だから、ドーベルマンだ」 |
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「えっ、そうなの?」 |
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「そうですよ」 |
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「じゃあドーベルウーマンって言わなくてもいいんだね!」 |
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「当たり前だ」 |
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