第2954回「上に逃がすのは常套手段のはず……!」
2016/11/08(火)

「手持ちの材料を使って、棚を強化した」
「強化ですか」
「物を置くスペースを、確保するため?」
「そうだ。箱の中身を出して箱を潰し、そしてその中身を一つにまとめる……のもいいが、やはり出して飾りたいし」
「なるほどネ」
「飾り棚としての追加なので、従来の収納スペースは圧迫されないから、むしろ計画よりも収納に余裕が出来る筈だ」
「……材料のストックがあって、良かったですね」
「まぁ以前から追加するつもりで買っておいた木材なんだがな!」
「つまりあんた、めんどくさくて放置してた訳ネ」
「うん」
「はぁ、流石は中尉ですね」
「ふふふ……」
「褒めてませんからね?」
「わはは! ま、そんなわけで、ストックしてた木材のぶんもスペースが開いたな。立てかけてあったし、たいした床面積ではないけれど」
「……塵も積もれば山となります」
「そういうこと」
「だな。とにかく、今回でケリをつけるぞ!」
「……がんばりましょう」
「おう!」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
ルナ(Su-37jk)
割と積極的に行動するタイプで、マスターである鎌土に対しては特に積極的。趣味は読書。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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