第2995回「いずれその時が来るのは、解っていたけれど」
2016/12/19(月)

「ふぅ……今日はちょっと、騒ぐ気しないな」
「……はい」
「だネ」
「普段と違って、なんだか突然お礼を言ってきたりして……それは最期の挨拶だったのだなと、そういう話があるけれど、あれは本当にあるんだよな」
「その時が来たのだと……解るものなのでしょうか」
「解るんだろうな。正直、原発事故がなければもっと長生きできたと思うけど……爺ちゃんは歳も歳だし、避難による環境の急激な変化で体調崩してたしな。だがそれでも、天寿を全うしたのだろう」
「きっとそうですよぉ〜」
「うむ、その通りじゃ」
「まぁそんなわけで福島まで行くんだが、俺の車も出すかも知れんって事で、スタッドレスを急遽調達した。流石にプラットホームが出てるどころか削れてるからな、しかも古い。が、なんだか葬儀屋のほうも予約で埋まっているらしく、ちょっと間が空くみたいだ」
「……今週末ですね」
「うん」
「ま、長距離になるから事故のないようにネ」
「そうですわ。居眠り運転などなさらぬよう、ね?」
「しっかり寝てから行くよ」
「それじゃあ、今回はここまでじゃな」
「ですねぇ〜」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
もみじ(JE-1)
躑躅隊・翼の姉妹達の頭脳、まさにセントラル。怒らせないように! 絶対にだ!
ガーベラ(Su-37jkE)
翼の姉妹達の仲ではお姉さん役。妨害電波でみんなを守る。待て、毒電波ではないぞ!
レオナ(Su-34jk)
普段はぽけぽけしているが、攻撃・爆撃時になるととにかく攻撃的になる。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





第2994回へ  第2996回へ

戻る
トップ