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「なぁみんな! 今月は何の日があるか知ってるかな!?」 |
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「……まs──」 |
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「しりませぇ〜〜ん」 |
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「存じませんわ」 |
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「知らぬのぅ?」 |
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「なにかありましたかぁ〜?」 |
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「とっても大事な事だよ!?」 |
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「……まs──」 |
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「ハイハイ」 ←アリスの口を手で押さえた |
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「…………(ぼそぼそっ」 |
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「ほら、アリスも知らないと言っていますわ」 |
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「マジで!?」 |
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ふるふるっ ←首を横にふった |
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「だよね!」 |
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「いやしかしお主、誕生日が嬉しいのかぇ?」 |
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「おっと突然のマジレスか! まぁうん、別に嬉しくはないよなこの年になると」 |
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「ですよねぇ〜」 |
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「姪っ子(幼女)に伯父さんって呼ばれてるしな」 |
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「そりゃ名実ともに伯父さんでしょーよ」 |
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「でもなんか! こう! グッとくるよね!?」 |
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「はいはい」 |
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「…………(じーっ」 |
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「っは!?」 |
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「お主は33歳になるのかの?」 |
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「33だな。ああ、でもあれだな! 艦上戦闘機だな!! いいな! Su-33だぞ!!」 |
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「来年はSu-34ですねぇ〜」 |
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「再来年はSu-35だな!!」 |
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「んじゃ、今年こそは跳躍しないとネ。スキージャンプでばびゅ〜んと」 |
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「カタパルトは使えぬからの、確実に揚力を上げるが良いぞ」 |
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「最大離陸重量も減りますけれども、今の貴方にはそのほうが良いですわ」 |
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「また燃え尽きるかも知れませんからねぇ〜」 |
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「だな〜」 |
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「……がんばりましょう」 |
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「おう!」 |
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