第3081回「忘れてた……イヤワスレテナイ」
2017/03/15(水)

「パトリシアにお便りきてるよん。ほいっ」


>パトリシアさん、中尉が寝落ちしたら燃料気化弾とかクラスター弾を使ったらどうです? これなら逃げるのは無理だと思います。離れた所からAGM-130でも良いかも。


「秋元中尉って、瞬間的にどのくらいの範囲で逃げられるの?」
「まったく分からないんだよネこれが」
「そう……でもサーモバリック爆弾ならいけそうだね!」
「やるなら一発では駄目ですよ、できるだけ沢山撒きましょう」
「ちなみにもう一つお便りがあるんだけど(カチッカチッ」
「なるほど」
「確かにそうですよねぇ〜」
「…………よし、今から中尉を襲撃しに行こう」



「さぁ〜〜〜〜〜って、今日もがっつり寝るかな! わはは! とりあえず早く基地行って部屋行こう、布団が俺を呼んでるぜ〜」
「…………」 ←上空に居る
「ん〜〜〜〜あー、ちくしょ、ほんと眠いな」
「…………」 ←投下
「やべっ、ほんと眠い。はやk」


 ドゴォォォォォォォォォン


「ふふふ……これはやりましたね」
「仕留めたわね」
「どうですかぁ〜、リエナお姉さまぁ〜?」
「ん〜……?」
「おいこら何しやがるー!?」 ←拡大
「避けられてるよ……」
「嘘でしょ……」
「とりあえず降りようか」



「まったく、いきなりサーモバリックはないだろ?」
「いやどうせこうなるとは思ってたけど、どうやって避けたのよ?」
「ふふふ……身代わりの術を使ってな、爆風に乗ってだな」
「あ、もういいです」
「ていうか俺今日はまだ寝落ちしてないよね?」
まだって言ったわね」
「言いましたぁ〜」
「アッキー、Web拍手のお便り見れば、襲撃理由が分かるよ。昨日のホワイト・ディについてだネ、ほいっ」


>対地攻撃にパトリシアさんがいませんでした。参加させるべきです。AGM-65やSDBを使えば戦車も攻撃出来るのに。


「…………」
「…………(じーっ」
「忘れてた」
「はぁ……(がっくり」
「ま、アッキーだからネ──っと、あれ、なんか来てるみたいよ」
「あいぃ〜、本当ですねぇ〜。これはまたぁ、PKF仕様の軍用車ですかぁ〜?」
「どうやら、謎の空間が空気を読んだようですね」
「それじゃ、改めてやりましょう(ガシャッ」
「そうこなくちゃね!(ガシャッ」
「腕が鳴ります(ガシャッ」
「クスクス……(ガシャッ」
「あー、まーがんばれ」
「あの中から一台好きなの選んで乗っていいよ?」 ←車両群を指差しながら
「嫌だよ!?」

パトリシア(F-15E)
姉(プリシラ)が大好き。好き過ぎて、姉の幸せがこの世の一番! それが自分の幸せ!
リーネ(A-10A)
MBTは紙装甲! ガトリング・ボアことリーネが通る! ぺんぺん草すら逃さない!!
レオナ(Su-34jk)
普段はぽけぽけしているが、攻撃・爆撃時になるととにかく攻撃的になる。
ルーヤ(Su-24)
日々剣技に磨きをかけているが、未だにA-50がやってこない。ナイチチ同盟は不滅!
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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