第305回「往生せぃやぁ!」
2009/08/08

「へっへっへぇっ、アナタならワタシでも勝てるよ♪」
「え、そういうのってずるくない?」
「うるさいヨ、どこ行っても返り討ちにあうこの辛さ、アナタにわかるカ?」
「知るかぁーぼけぇ」
「きぃぃ! もう許さないヨ! ボッコボコね!」
「ふざけんなこんちくしょー! けちょぉ〜んけちょんに、してやるのだぁー!」
「ばーかばーか、こっちは戦闘機ネ!(バシュッ」
「げ、そうだった」
「ほらほら、どんどん行くヨ!(バシュバシュッ」
「うわっ、と、ちょ、っと、たんまっ」
「あはははは、いい気分だヨ!」
「待てって言ってんでしょバカタレ!」
「待たないヨ、ぬよろし♪
ぬがよい、ってー!?」
「──っトォ(ドォンッ」
「うげっ」
「おおー、同志ジェラ!」
「お待たせしまして申し訳ありません、クリスさん。でも、間に合ったようでありますね」
「く、く、く──」
「く?(チャキッ」
「空気読めヨー!」
「そうですか、では今の空気はまさしくこうですね(ズガガガガガッ
「ひゃ、いたたた、痛い痛い! あー!」
「さて、まだやりますか? やるのであれば、ロシア式でお相手いたしますよ」
「ふっふふ、同志ジェラは心強いのぅ」
「うぅぅぅぅ……お、覚えてろ!」
「おや、覚えてて良いのでありますか?
「わ、忘れろーっ(逃」
「ばいば〜いっと、ほんと助かったよジェラ」
「いえいえ、これが自分の役目でありますから」

妹月(殲撃10型)
いつも自衛隊機のテリトリーに遊びに行くが、すぐさま追い返される。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
ジェラ(Su-27)
ぺったんこ。女の魅力は戦闘力、らしい。





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