第311回「罵り合い=コミュニケーション。殴り合い=スキンシップ」
2009/08/14

「あー、だりぃなぁ……暑くてかなわないよ」
「アハハッ、暑いねっ」
「ねー?」
「ねー? じゃねぇーぞ」
「は?」
「だから、暑いんだよ」
「それは分かってるけど、まさか……」
「多分そのまさかだよ、アハッ」
「お前のその尻尾が熱いせいで、暑いんだ」
「またそれかよ!」
「アハハッ、夏が続く限り終わらないんじゃないの?
「ふざけんな!」
「そのNATOコードと、お前を形成した秋元を恨むんだな」
「いやいや、虐めは虐めた奴が悪いでしょ!? 常識的に考えて!」
「ここは非常識な空間だよ☆」
喧嘩するのにドンパチやってるもんね、ここ」
「そういう!」
「ていうかもう、キャラ的に仕方ないよな」
「問題じゃ!」
「うんうん、やっぱり尻尾が燃えてちゃどうしようもないよ」
「ねぇぇぇぇぞぉぉぉぉぉ!」
「諦めなよ☆」
「楽になるよ」
「虐めよくない!」
「これはコミュニケーションだぜ」
「そうなの?」
「畜生! 許さないぞお前らぁー!」
「お、やる気か?(ガシャッ」
「アハハッ、別にいいよ(ガシャッ」
「う、うう、うぐぐぅ……ずるいぞ、私が爆撃機だって知ってるくせに!」
「知っているからこそだよ☆」
「これが抑止力って奴? アハッ」
「ち、ち、畜生ー! ジェラー、馬鹿どもがいじめるぅぅー!!
「お前は乃火蛇か」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
ミラ(MIRAGE 2000C)
幻影魔法を使う猫被りな魔女っ娘。地は男言葉。
スージー(SEA HARRIAER FA.2)
変化魔法を操る犬っ娘。いつもだいたい笑ってる。





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