第327回「衆議院選挙終了」
2009/08/30

「さて、民主政権が誕生した訳だが、喜んでいる者もそうでない者も、政府の動向はしっかりチェックすべきだ」
「特に妄信はしちゃ駄目よ、政党なんて信用していいものじゃないから」
「まぁネット上じゃ色々言われてた訳だが、党内のパワーバランスも変わるから、これからの探りも必要だ。特に民主党ってのは纏まってないからな、猛反対を喰らうとブレるという部分もあるし、まずは自分で考え自分で判断してみよう。誰が敵なのか、誰が味方なのか」
「しかし、国会のパワーバランスは逆転してしまいましたね」
「与党と野党という点ではな。だが、民主は野党だったことで色々出来たわけだが、責任を伴う与党になったらそうは行かない。現実的なことと直面しなければならないからな。与党になったから好き勝手できるって訳じゃないだろ。
ともかく、とりあえず与党になったのは事実だし、今更どうにもならん。騒いでるだけじゃなくて、やれる事やるべきだろう?
「監視の目を光らせる」
「まぁ、この先政権が崩壊する事があったとしたら、公言してる無駄をなくすってのをちゃんと実行してからにして欲しいね。(利権主義の)官僚が法案を作って議員が提出って、マトモじゃねぇよ。そういう人選を何故した?
横須賀市長が交代したのだって、官僚主義に嫌気がさしてんのが原因だぞ(勿論、官僚が必要ないわけではないし、有能な人は有能)。確かにマスコミの自分が面白ければOKな報道はイラッとするが、マスコミのせいにする前に、本当に自公政権はいいとこの方が多かったのか? いいところばっかり見てないか? ところ構わず展開してたネガキャンは、やりすぎて逆効果だったんじゃないか?
ネガキャンは諸刃の剣だ、○○党に入れる奴は馬鹿とか売国とかそんなこと言われて傾く奴なんかいねぇ。ますます反発するだけだ。
かと言って民主政権を喜ぶ訳でもないし、否定する訳でもないがな。だからこその監視、建設的に物事を考えなければ、何も解決しない」
過ぎた事は如何し様もないですからね、次に進まないと」
「そこで思考停止しても意味ないからね」
「ぶっちゃけた話、いろんな説が尾ひれ引いて一人歩きしてる訳よ。それ鵜呑みにしてたら、絶望しかないじゃないか。それって意味あるのか? まぁ別に鵜呑みにしてもいいけど、一・軍オタとしてはそういうのはお勧めしないね。
これは民主の言ってる事も疑うべきって意味でもあるぞ。当然、自民もだ」
「とにかく疑えと?」
「そこまで強くは言わないけど、自分の投票した政党ってそこまで信用できるか? 信じてた結果がこれだよ! って、医師団が自民党見限っただろ。
まぁ今回の場合、アンチ民主ってのも結構な数がいるから、必然的に監視の目は増えると思うけどね」
「エスカレートして、また敵を増やすタイプのネガティヴキャンペーンをやってしまったりしてね」
「ああ、そういうのって足引っ張るのよねー」
「真の敵は味方の中にあり」
「ま、元々ネガキャンなんてのは、ハタからみりゃ気持ちのいいものじゃないからな。やりようによっては足引っ張るんだよ。それの失敗例が、都議選の共産党でもあるわけだ」
「降伏じt(中略)党は?」
「電波」
「要約すると、政府にやらせっぱなしにしてると暴走するよ、ということですね」
「300議席以上取っちゃったから、暴走の危険性もあるわけよね」
「十分にあるわね。民主党派も、勿論そうでない派も、見張っておかないと足元すくわれちゃうわ」
「民主主義って結局、多数決だろ。数の暴力。ま、そこに至るまでの過程があるわけだ。どれだけ味方を増やせるかがカギ」
「今年もまだ、波乱が続きそうですね」
「これからが本番よ」
「妄信だけはしないでね」

ルナ(Su-37jk)
身体は小さいが、行動は積極的。
カタリーナ(Su-37jk)
強気で気さくでお気楽。それでいて世話好き・世話焼きときている娘。
(Su-37jk)
一途で尽くすタイプなお姉さん。いろいろ大変だったらしい。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





第326回へ  第328回へ

戻る
トップ