第335回「好きなことやらないとストレス溜まるよね」
2009/09/07

「爆撃しないとストレスが溜まるー!!」
「そうだそうだー!」
「…………」
「私たちは爆撃機だー! ところかまわず戦闘しまくってる戦闘機の面々とは、違うのだぁー!」
「まったくその通りっス!」
「…………」
「ストレス発散したい!」
「ストレス発散したいっス!」
「…………」
「そんな訳で暴れるぞУра!」
「Ура!」
「…………ウラー?」


ジリリリリリリリリリリリリリリリ
ビクッ
「うわっ、何!?」
「どうやら、お馬鹿さん達が暴れているようですわ」
「へぇ? どれどれ」
「爆撃じゃー!」
「夜の朝日っスー!」
「…………?」
「約一名、なんとなく付いてきたという方もいますが」
「あの馬鹿ども、うちらのテリトリーでやってくれるとはいい度胸ジャン。ってな訳で、アリスよろしくー」
「……止むを得ず出撃」
「あ、あいつらにあったらまずは、『そこまでだ虫けらども』って言ってネ」
「……? ……うん」


「あー気分爽快! 私は対艦攻撃のほうが好きだけど、やっぱ爆撃機って銘打ってる以上は爆撃もねー」
「素晴らしい光景っス、一面焼け野原っス」
「…………再生するのに数日かかる(ぼそっ」
「……そこまでです虫けらども」
「ゲェー!! らしくない台詞吐きながらヤバイ奴がきた!」
「ヤバイっス、ヤバイっス、未来の火力がどれほどのものか喰らうチャンスっス!!
「またかー!?」
「…………ご退場願います(バシュ、バシュ、バシュッ」
「ドォン)いってー!」
「ドォン)……!」
「ドォン)溜まんないっスーーーーー!!」
「……もう一発いかがですか?」
「ハァハァ……お願いしまs──」
「馬鹿言ってないで逃げるぞー!」
「ああん、もっと喰らいたいっスー!」←曳航されている
「…………(ひらひら」←曳航されながら手をひらひらと振っている

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
テレンティア(M-4)
厚意で核爆弾をプレゼント。語尾に「っス」を付ける。
セラフィナ(B-2)
アリスより無口な女の子。心優しく、魂魄と会話できる。
アリス(Su-37jk)
無口で無表情だが、まったく喋らない訳ではない。
リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
もみじ(JE-1)
丁寧な言葉遣いとは裏腹(?)に、策士。翼の姉妹達の中ではリーダー格。





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