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「ほい、サクッと第400回到達。なんの感慨もないネ」 |
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「それはどうなんだ、実際」 |
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「だってネー」 |
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「……死の行進」 |
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「え?」 |
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「……死・霊・霊……死・霊・腕……死・霊・児……」 |
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「……セラ?」 |
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「…………死・死・死……ああ……なんと罪深き……お許しを……」 |
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「軽くトリップしているから俺が説明してやろう。要は最初に「4(死)」がつくから死の行進なんだそうな。400、401、402……そして444とな」 |
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「なんだか凄く嫌ね」 |
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「第500回になるまでこんな調子じゃ、やってられないな。誰かなんとかしてくれ」 |
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「つーか、なんか憑いてんじゃないの?」 |
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「うーん……セラはそんな体質をしてそうだから」 |
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「誰か除霊できる奴居なかったっけ?」 |
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「巫女服を着ている者が居るじゃないか」 |
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「出来ると思うの?」 |
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「無理だな」 |
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「じゃあアレだ、霊と交信できそうなの、アレだ、フェメナだ」 |
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「35、私達も霊じゃないのかしら?」 |
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「…………そう言えばそうだったなぁ」 |
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「そう言えばって、忘れてたんかい」 |
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「ならば早速、交渉でもするといい」 |
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「やってみよう」 |
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「▲☆×●>$%&!!!!!!!」交渉中 |
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「¥?$?」交渉中 |
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「@@@@@!!!!」交渉中 |
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「/’&%!」交渉中 |
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「なんて言ってんだか全然分かんなかったけど、どうなったの?」 |
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「めんどくせぇから、ぶっ飛ばした」 |
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「35ったら、女の子なのにはしたない」 |
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「ある意味、除霊だな」 |
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「え、除霊ってぶっ飛ばすもんじゃないの?」 |
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「……まぁ最終手段はそうなんだろうけど」 |
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「…………お騒がせしました……どうやら波長が合っていて気持ちが良かったそうです……」 |
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「ほいほいっと、気をつけてネ」 |
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